ザ・マインドは、簡単なルールながらも戦略性とチームワークが試される協力型のボードゲームです。
この記事では、ザ・マインドに興味があるけれど「ルールが分からなくて困っている」という方や「家族で楽しめるゲームを探している」という方に向けて、ルールをわかりやすく解説しています。
また、実際に子供と一緒にいろんなボードゲームを楽しんでいる筆者の視点から、口コミや体験談を交えた情報なんかもお届けしていきますよ。
最終的には子供たち同士で遊べるようになって、親の日々の負担を軽減したいものですね…切実 それでは解説していきましょう!
ザ・マインドとは
ザ・マインドは、プレイヤー同士が協力して勝利を目指す、直感とチームワークが試されるボードゲームです。
2018年には、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネート。2019年には、オーストラリアの年間ゲーム大賞を受賞するほど人気のあるボードゲームなのです。
手札に配られた数字のカードを、他の人と喋らず、ジェスチャーもせず、昇順に数字を並べるという無言の協力を通じて進めます。
カードを出す順番は自由で、直感とチームワークが試されます。この極限の状態でカードを昇順に出しきったときの達成感は半端じゃありません!
ザ・マインドの内容物
- レベルカード:12枚
- 手裏剣カード:3枚
- ヒットポイントカード:5枚
- 数字カード:1から100
ザ・マインドの準備
- STEP.1ヒットポイントカードと手裏剣カードを用意する
まず始めに、ヒットポイントカードと手裏剣カードを場に置きます。
遊ぶプレイヤー数によって用意するカードの数が変わるので、以下の表を参考にしてください。。
プレイヤー数 カードの数 2人 ヒットポイントカード…2枚
手裏剣カード…1枚3人 ヒットポイントカード…3枚
手裏剣カード…1枚4人 ヒットポイントカード…4枚
手裏剣カード…1枚 - STEP.2レベルカードを場に置く
次にレベルカードを場に置きます。レベルカードの順番はレベル1が一番上になるようにセットしましょう。
こちらもプレイヤーの数によってレベルカードの枚数が異なるので、表を参考にしてください。
プレイヤー数 カードの数 2人 レベル1~12 3人 レベル1~10 4人 レベル1~8 - STEP.3数字カードを配る
いよいよ数字カードを各プレイヤーに配っていきます。
1~100の数字カードをよくシャッフルして、レベル数によってのカード枚数を配りましょう。(レベル1なら1枚ずつ、レベル3なら3枚ずつなど)
残りの山札は、取りやすい所などに置いておきます。
ちなみに、ウチではこんな感じで山札を置いています。各個人が引いていく感じなので配る必要がありません。しかも、数字がよくランダムにされるのもイイ!
用意完了したらこのようになります。(手札は個人で持っておきます)
ぶっちゃけ手札以外の配置は、取りやすいとこに置いておけばいいです。
ザ・マインドのルールや遊び方
次に、ザ・マインドのルールや遊び方について、図を使いながらわかりやすく説明していきます。
集中フェイズ
ゲームの始めに行う儀式のようなものを集中フェイズといいます。集中フェイズでは、プレイヤーが心を通わせて準備を整えます。
まず、深呼吸などで心を落ち着かせ準備ができた人は机に手を置きます。全員が手を置き終わったら、手をしまい、ゲームが開始されます。
このフェイズはゲーム中に高い頻度で発生するので覚えておきましょう。
一見バカバカしく思える行為かもしれませんが、意外にもあなどれません。ザ・マインドでは言葉を使わない分、些細な変化に気づくための集中力が重要になります。
手札を出す
カードを出す順番は自由で、場の数字カードが昇順になるように、周りと協力しながらカードを出していきます。
ザ・マインドでは、しゃべったりジェスチャーをしてはいけません。
つまりは、周りと相談せずに自分の判断だけでカードを出すのです。ん~難しい!
クリアできたら次のレベル
全員が手札を出し終え、数字がすべて昇順になっていればクリアです!
次のレベルに進み、手札をレベルの枚数分配ります。
レベルが上がるごとに難易度が上がる!
成功すればボーナス
特定のレベル(2、3、5、6、8、9)をクリアすると、「手裏剣カード」か「ヒットポイントカード」をボーナスとして取得できます。
手裏剣カードとヒットポイントカードについては下記で説明しますね!
失敗したとき
もし昇順でカードを出せなかった場合、自分の手札より若いカードが出されたら「ストップ!」と宣言します。
その場合ヒットポイントカードを1枚消費し、集中フェイズをしてからゲームを再開します。
人数によってヒットポイントカードの数は違うので注意してくださいね!
手裏剣カードの使い方
手裏剣カードを使うと、各プレイヤーは自分の手札の一番小さい数字カードを捨てることができます。手札が残り1枚の場合でも使用可能です。
手順としては、
- 使いたいプレイヤーは静かに挙手する
- ゲームを中断し、自分の手札の一番低い数字カードを捨てる
- 集中フェイズを行いゲーム再開
となります。
使った手裏剣カードは端に置いておきましょう。
ゲーム敗北条件
最大レベルまで行く前にヒットポイントカードを全て使い切ると敗北となります。
ゲーム勝利条件
各プレイヤー数に応じて決められたレベルカードをすべてクリアしたらプレイヤー側の勝利となります。
うちは、いつも「レベル4」ぐらいまでしかいかないので、まだまだ頑張らないとです泣
ザ・マインドを遊んでみての筆者のリアルなレビュー
しゃべらないと周りの表情や仕草に自然と目が向き、あまりみない家族の一面が新鮮だと感じました。また、つい笑いがこみ上げてきて、笑顔が多くなるのも良いですね!
難易度は、2桁の数字を扱うため小学1年生にはまだ少し難しかったようです。しかし、小学2年生以上なら十分に楽しめると思います。対象年齢8歳以上は適正ですね。
小さい子と遊ぶときは、1~10の数字を使って遊ぶなど、ローカルルールを取り入れることで、楽しくプレイできました。
ザ・マインドの口コミ
ここでは、SNS上で実際に遊んでいる方たちの口コミを集めました。良い口コミと悪い口コミに分けて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
良い口コミ
最後にやったザマインド超楽しかった……!
引用元:X(旧ツイッター)
協力ゲーであんなにハラハラドキドキして、うまくいった時に脳汁ダバダバでるの最高!!
喋っちゃいけないってルールが口下手だったりしても問題なくて気が楽〜!
協調性というか意外と勇気が求められる感じがクセになる!
これは絶対買う#あぷボドゲ pic.twitter.com/m8AZcPbuQ0— しがないあきら🎤🐿️ (@lackofshi) September 9, 2024
最近ザ・マインドっていうカードゲーム買って、義実家でやったんだけど、めっちゃ盛り上がった!みんな仲間だから、負けたって子どもが怒りださないのが良い。うちは慣れるまでは10とか20とか少ない枚数からはじめて、今は最大50まででやってる。次男の数字の勉強にもなるし良き。— しぐ(・×・)® (@ooaluceoo) August 21, 2024
引用元:X(旧ツイッター)
無言で大笑いするWEST.好きすぎて1年前のザ•マインド回今もヘビロテしてるから嬉しすぎる— やも (@yamo_wooood) August 29, 2024
引用元:X(旧ツイッター)
『ザ・マインド』の魅力は、しゃべらないルールなのに「盛り上がる」ところです。
ザ・マインドはメディアにも登場しており、ジャニーズWESTの番組内で遊ばれた際も大きな反響がありました。
それだけ多くの注目を集めているボードゲームだといえるでしょう。
悪い口コミ
苦手なゲームランキング上位のザマインドがTLで流れてきて鬱— OG3 (@OG3_ojisan) July 19, 2024
引用元:X(旧ツイッター)
ザ・マインド、ザ・クルー、マジックメイズみたいな「プレイ中はしゃべっちゃだめ」系のゲームは「しゃべっちゃいけない」のハードルをどこまで許すかはありますよね。お客様の趣向によってカジュアルに寄せる場合は「本来はNGですが」と伝えたうえで「あまり気にせずにどうぞ」と案内しちゃいます。— ゲームカフェ秋葉原集会所@16周年 (@shukaijo) July 22, 2024
引用元:X(旧ツイッター)
ゲームが「つまらない」という意見は少なかったものの、「レベルが上がると難しくなる」「しゃべってはいけないルールの許容範囲があいまい」という微妙な意見もちらほら見受けられました。
確かに、全てのレベルをクリアするのは難しいため、完全な達成感を味わえることはそう多くないかもしれません。
ザ・マインドで得られる力
ザ・マインドは、最初のうちは数字が合うかどうかで一喜一憂するだけかもしれません。
同じメンバーで何度もプレイしていくと、まるで超能力が身についたかのような不思議な感覚を味わうようになります。慣れもあるかもしれませんが本当に不思議な体験でした!
人を見る力
相手のリズムや呼吸を感じ取ることで、プレイヤーは相手の所作に敏感になります。これにより、普段の生活でも他者を理解する力が養われやすいです。
チームでの共通感覚(シンクロ)
プレイを重ねることで、チーム全体が共通感覚を持つようになり、団結力が高まります。
ザ・マインドのQ&A
ここでは、インターネット上で比較的多く見られた『ザ・マインド』に関する疑問点について解説していきます。
ザ・マインドはどこで売っている?
ザ・マインドはTSUTAYAやショッピングモールのイオンなどで見かけます。
確実に購入したい場合はネットショッピングがおすすめです。
ザ・マインドはオンラインやアプリで遊べる?
オンラインプラットフォームやAndroidのアプリにはありませんが、iPhoneアプリで遊ぶことができます。
価格は400円なので、試しに遊んでみたい方にオススメです。
まとめ
この記事では、ザ・マインドのルールや遊び方をわかりやすく解説してきました。
ザ・マインドは、黙って協力することで通常のコミュニケーションのあり方を再認識させ、家族や友人との新しい楽しみ方が増えるていくことでしょう。
ぜひ一度プレイしてみてください!
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