ボードゲームといえば、大人数で遊べるものが一般的ですが、実は多くのボードゲームは2人で遊ぶことができます。
2人で遊べるボードゲーム紹介サイトも多くありますが、この記事で紹介するのは、小学生までの子供と2人で楽しめるボードゲームです。
兄弟がいる場合だと片方の子供に気を使いがちになり、他の子供がおろそかになってしまう…なんてことは親なら何度も経験したことでしょう。
そんな時には2人で遊べるボードゲームがコミュニケーションを取りやすい!ということで『小学生向け2人用ボードゲーム』を紹介していきます。
【対戦型】親子2人で遊べるボードゲームおすすめ14選!
ここからは2人で遊ぶことができる、ルールもシンプルな対戦型のボードゲームを紹介していきます。
おばけキャッチ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
メビウスゲームズ | 2,200円~ | 2010年 | 2~8人 | 15~30分 | 8歳以上 |
「おばけキャッチ」とは、カードに描かれた絵を見て、該当するコマを取ることが目的のボードゲームです。ルールは非常にシンプルで、ボードゲーム初心者にもおすすめです。
- プレイヤーはカードに描かれた色と物が同じコマを取ります。
- カードに描かれたコマがない場合、そのカードに関連する物や色が当てはまらないコマを選びます。
上記2つのパターンが交互に繰り返されます。1が該当しない場合、2に切り替えてコマを探すしかないので頭の中は混乱!しかし、それがおばけキャッチの醍醐味なのです。
ガイスター
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
メビウスゲームズ | 2,100円~ | 1982年 | 2人 | 20分 | 10歳以上 |
1982年に発売された古典的なボードゲーム「ガイスター」。ガイスターは、チェスや将棋と見た目や動き方が似ていますが、ルールが異なります。
最大の違いは、赤いコマと青いコマの位置が相手には見えないという点です。そして勝つための条件は、
- 相手に自分の青いコマ4つを取られることを防ぎつつ、相手の赤いコマ4つを取る
- 相手の陣地の隅にある「脱出マス」に、自分の青いコマを進める
上記のように、ルールが単純ながらも戦略性やブラフ要素、そして記憶力が重要な要素となるボードゲームです。
クアルト
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ギガミック | 3,740円~ | 1991年 | 2人 | 15分 | 8歳以上 |
「クアルト」とは、囲碁の五目並べに似たボードゲームです。このゲームはコマの形に特徴があり、
- 色
- 形
- 高さ
- 穴アリor穴ナシ
の4つがそれぞれ異なります。そして、特徴に合ったコマを1列揃えられれば勝ちとなります。
しかしクアルトの特徴的なルールは、自分がコマを配置するのではなく、相手に並べさせたいコマを相手に渡しながらゲームを進めるというもの。
このルールにより、我が家では覚えるのに時間がかかりました。小学生以上であれば長考が増えますが、慣れれば問題なく楽しめます。
クラスク
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
マレクトイ | 7,700円~ | 2019年リニューアル | 2人 | 10分 | 8歳以上 |
「クラスク」はエアホッケーをベースにしたボードゲームで、単純明快なアクションゲームです。
ゲームのルールは、
- 相手のゴールにボールを入れることで1点を獲得
- フィールド上に配置された白いボールが自分のアタッカーに2個くっつくと、相手に1点
- アタッカーが倒れたりしても相手に1点
上のルールに基づき得点を重ねていき、最終的に6点先取した方が勝ちとなります。
なによりも、子供たちだけでも直感的に遊んでくれるので、小学生以下にもおすすめできるゲームです!
クラッシュアイスゲーム
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
友愛玩具 | 925円~ | 2016年 | 2~4人 | 15分 | 6歳以上 |
「クラッシュアイスゲーム」は、ペンギンを落とさないように白と青のブロックを取り除いていくアクションゲームです。
ゲームの進行はルーレットを使用して決められます。ルーレットによって指定された数のブロックを順番に取り除いていきます。
最終的に、ペンギンがフィールドから落ちてしまったプレイヤーが負けとなります。
コネクトフォー
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ミルトン・ブラッドリーカンパニー | 1,382円~ | 1974年 | 2人 | 15分 | 6歳以上 |
「コネクトフォー」は、一風変わった4目並べのゲームです。ゲームボードの上側が空洞になっており、そこからメダルを投入していきます。
ゲームの目的は、直線または斜めの線上に4つの自分のメダルを並べることです。先に4つのメダルを揃えることで勝利となります。
ゴブレットゴブラーズ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ブルーオレンジ | 2,300円~ | 2003年 | 2人 | 5分 | 5歳以上 |
「○×ゲーム」をベースにしたボードゲームがゴブレットゴブラーズです。このゲームでは、一度置いた場所に対してさまざまなアクションを行うことが特徴です。具体的には、
- 移動する
- かぶせる
- かぶせたものを取って移動する
の3つのアクションを毎ターン選択していきます。
このゲームでは、どの色でかぶせたかを覚えておく必要があり、記憶力も求められます。「何色にかぶせたっけ?」と移動しようとしたら相手の色が揃ってしまった!なんてこともザラです。
コリドール
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ギガミック | 5,100円~(ミニは2,899円~) | 2007年 | 2~4人 | 30分 | 6歳以上 |
「コリドール」は、1997年に初版が発売された比較的古いボードゲームです。プレイヤーは、
- 自分のコマを1マス進める(上下左右)
- 壁を設置する
の選択を毎ターン行います。シンプルながらも、戦略的な思考が求められるため、話題となっています。
ただし、壁は10枚しかないため、使いどころを考えながらプレイする必要があります。
スリングホッケー
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ノンブランド品 | 1,260円~ | 不明 | 2人 | 15分 | 6歳以上 |
エアホッケーに似たゲームですが、スリングホッケーは交互に球を相手の陣地に狙っていきます。
プレイヤーは手持ちの5つの球を相手の陣地に入れることを目指します。すべて入れたほうが勝ちという単純なルールです。
対象年齢が6歳以上とのことですが、4歳ぐらいの子供でも楽しむことができます。
ブロックスデュオ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
マテル | 2,167円~ | 2018年 | 2人 | 15分 | 7歳以上 |
「ブロックスデュオ」とは、元々のゲーム「ブロックス」から派生した、2人専用のバージョンです。
通常版と比べて盤面が小さくなり、色も2色になることでより遊びやすくなっています。ルールは通常版と同じですが、スタート位置の配置だけが変わっていることに注意してください。
また、通常版のブロックスでも、デュオのように2人で遊ぶ方法があります。下記の記事に遊び方が記載してあるので、ぜひ参考にしてみてください。
どうぶつしょうぎ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
幻冬舎 | 2,200円~ | 2016年 | 2人 | 10分 | 4歳以上 |
「どうぶつしょうぎ」とは、プロの将棋士が4歳からでも楽しめるように、将棋を簡単にしたミニ将棋です。
可愛らしい絵柄と少ないマス目が特徴であり、子供向けのゲームと思われがちですが、実際には大人でも驚くほどハマることがあります。
このゲームは将棋の基礎が凝縮されており、将棋初心者の方にもおすすめです。
パッチワーク
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
デザイン:Uwe Rosenberg 版元:Lookout Spiele | 2,600円~ | 2015年 | 2人 | 30分 | 8歳以上 |
「パッチワーク」とは、2人専用の対戦ゲームです。このゲームは2015年のドイツゲーム大賞にもノミネートされ、2人用ボードゲームの中でも名作として高く評価されています。
ゲームボード上の9×9マスに、パッチワークのキルト生地のようなピースを埋めていくことが目的です。個人的には、すごろくとテトリスを組み合わせたような感じです。
ゲームでは、時間やお金を使ってピースを購入し、それを盤面に配置していきます。どのピースを購入するか、どのように配置するかを効率的に考えるのが1番の醍醐味といえます。
ピロス
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ギガミック | 3,740円~ | 1994年 | 2人 | 10~20分 | 8歳以上 |
「ピロス」とは、4×4マスの盤面に円形のボールを交互に置いていき、最上段のボールを先に置いた方が勝利となるゲームです。ただし、さまざまなルールがあることに注意です。たとえば、
- 4つのボールで正方形を作れば、その上にボールを乗せてもよい
- 自分の色のボールで4つの正方形を作れば、1個持ち場に戻してもよい
といったルールのもと、ボールを積んでいきます。
このゲームでは、相手のボールを使わせることを重視しながら、自分のボールを効果的に配置していくことが鍵となります。
マンカラカラハ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
幻冬舎 | 1,700円~ | 改訂版2018年 | 2人 | 10~15分 | 8歳以上 |
「マンカラカラハ」とは、最も古いボードゲームの一つであり、世界中で遊ばれている名作といわれています。
このゲームは2人専用でプレイされ、さまざまなルールが存在しますが、一般的には「カラハ」と呼ばれるルールが広く知られています。
「マンカラカラハ」は教育現場や脳トレなどでもよく使用されているゲームです。プレイすることによって、戦略的思考や論理的な推理力を鍛えることができます。
【協力型】親子2人で遊べるボードゲームおすすめ6選!
2人専用のボードゲームには、競争型の対戦ゲームだけでなく、協力型のゲームも多くリリースされています。
家族間での協力やコミュニケーションをうながし、共同で目標を達成する楽しみを味わえますよ!
お化け屋敷の宝石ハンター
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
マテル | 5,280円~ | 2013年 | 2~4人 | 30分~ | 8歳以上 |
「お化け屋敷の宝石ハンター」は2014年にドイツキッズゲーム大賞に選ばれた、協力型の脱出ゲームです。
プレイヤーたちはお化け屋敷に潜入し、奥の部屋にある8つの宝石を手に入れることを目指します。全員が協力して脱出することができれば勝利です。
しかし、脱出の道にはたくさんのお化けたちが立ちふさがります。プレイヤーたちはお化けたちとの遭遇やトラップに注意しながら、協力して宝石をゲットし脱出ルートを見つけましょう。
このゲームでは、プレイヤーたちのコミュニケーションと協力が鍵となります。家族や友人と協力して脱出のチャレンジに挑みましょう!
カタミノ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ギガミック | 3,500円~ | 1992年 | 1~2人 | 10分~ | 3歳以上 |
見た目が子供向けのブロック遊びに見えるかもしれませんが、実際にプレイしてみると難しいことがわかるはずです。
カタミノでは、ブロックの組み合わせが驚異の36,000通り近くあり、問題も500問以上用意されています。さらに、難易度は徐々に上がっていくため、プレイヤーは次第に鬼畜な挑戦に立ち向かうことになること必須です…
子供と一緒に、あーでもない、こーでもないと悩むだけでもコミュニケーションの一つになります。難解な問題に家族で立ち向かいましょう!
勝手にしやがれ
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
賽苑(さいえん) | – | 2015年 | 2人 | 10分~ | 6歳以上 |
「勝手にしやがれ」とは、2人専用のボードゲームです。ゲームの目的は、裏表に違う絵が描かれたタイル10枚を協力してピラミッド上に積み上げることです。
プレイヤーは交互に立てられたタイルを倒し、一致する絵を組み合わせて置いていきます。会話は厳禁なので「相手は次にこう置きたいはずだから…」といった先読み力が試されます。
ゲームの終盤になるほど、プレイヤーたちの協力がカギとなります。
バンディド
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
ベルベティック | 2,100円〜 | 2016年 | 2~4人 | 15分~ | 6歳以上 |
「バンディド」とは、2人で協力しながら中央に位置する脱走者であるバンディドを逃がさないようにする協力型のゲームです。
各プレイヤーは、交互に手札からバンディドの通路カードを出していきます。ポイントは経路を塞ぐカードは限られているということ。最初のほうに出してしまうと終盤で詰むので、ここぞというときの切り札にとっておきましょう。
最終的に全ての通路カードを使い切り、バンディドの逃走経路を完全に塞ぐことができればプレイヤー達の勝ちです。
シリト:リミット10
メーカー | 値段 | 発売年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
アークライト | 1,709円~ | 2021年 | 1~5人 | 10分~ | 6歳以上 |
「シリト:リミット10」はプレイヤーたちが協力し、10分以内にひらがなの全44文字を使い切ることを目指すゲームです。このゲームは、元々「SHIRITORI44」というゲームをベースにしており、今回の「シリト:リミット10」では、子供でも遊びやすくするために改良されています。
ゲームのルールは簡単で、プレイヤーたちはタイマーを使って10分以内に連続してしりとりを行います。子供と一緒に楽しむことができるだけでなく、家族や友人とのパーティーゲームとしてもおすすめです。
2人で遊ぶならボードゲームアリーナ(BGA)もおすすめ!
- 離れていてもボードゲームで遊びたい!
- 時間を気にせずボードゲームで遊びたい!
そんなときに、おすすめなのがボードゲームアリーナ(BGA)です。ボードゲームアリーナとは、オンライン上でボードゲームを楽しめるブラウザ上のサービスです。
基本無料で遊技することが可能なので友人、カップル、夫婦の2人で遊びたい場合などには重宝するツールといえます。
下記にボードゲームアリーナについての詳細、サイトへのリンクを貼っておくので、ぜひお試しください。
まとめ
この記事では、親子で楽しめるボードゲームを紹介してきました。これらのゲームは対戦や協力といった要素があり、好みやシチュエーションに合わせて選ぶことができます。家族の絆を深めるためにも、ぜひ試してみてください。
我が家では、上の子にあまり時間を割けていないと感じたとき、2人用のボードゲームを通じてコミュニケーションを図るようにしています。
2人用ボードゲームを通じて笑い合い、競い合いながら素敵な時間を過ごしてみてください。
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