「うちの8歳ぐらいの子どもは、どのくらいの難易度のボードゲームが遊べるんだろう?」「YouTubeばかり見ているので、ボードゲームで遊ばせてみたい!」とお悩みではありませんか?この記事では、8歳ぐらいのお子さんに合ったボードゲームを12選でまとめてみました。
筆者はボードゲーム愛好者で、小学生低学年の子供たちと一緒に遊んできた実体験を元に、おすすめのゲームやその魅力を解説します。
口コミや具体的な遊び方も一緒に掲載するので参考になるはずです。家族みんなで楽しめるボードゲームを見つけて、家での休日のときなどに試してみてください!
8歳の子供にボードゲームを買うときのポイント
8歳といえば小学3年生。習い事や好きなことに夢中になることが多くなる時期です。
そんな、成長真っ最中の「8歳の子ども」にボードゲームを購入する際のポイントを詳しく解説していきます。
中量級のゲームでもできる
小学生低学年の頃は軽量級のゲームが中心でしたが、8歳になると中量級のボードゲームでも楽しめるようになります。
内容によりますが、30~45分程度のゲームであれば、飽きることなく遊んでくれるでしょう。
好き嫌いのジャンルに分かれる
ジャンルによっては、好みがはっきり分かれてしまい、ハマってくれないこともあります。
たとえば、
- カードゲームやテーブルゲーム
- 取引系やダイス系
- 運要素多めか少なめか
など、ボードゲームにはさまざまなジャンルが細分化されています。ボードゲームを買うごとに、少しずつお子さんの好き嫌いを把握していくことも大切です。
2人用のゲームも熱中しやすい
多人数向けのボードゲームが多いですが、実は2人用のボードゲームも8歳の子どもと遊ぶのにぴったりです。
子供と勝負できるものが多く、親子2人で対等に対戦したい!という方には特におすすめ。
この記事では、2人専用のボードゲームについても取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください!
8歳の子供におすすめしたいボードゲーム7選
それではここから、8歳の子どもと一緒に遊べるボードゲームを紹介していきます。
ここでは、2人以上で楽しめるスタンダードなボードゲームを取り上げます。
花火
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ホビージャパン | 1,735円~ | 30分 | 2~4人 | 10歳以上 |
花火は、プレイヤー同士が協力して、5色の数字カードを順番に出していく協力型のボードゲームです。
2013年にドイツの年間ボードゲーム大賞に選ばれるなど、世界中で愛されています。
自分の手札は見えず、他のプレイヤーの手札とヒントを頼りに、最適なカードを出す必要があるのが花火の面白いところであり魅力です。安くて手に入りやすいのも良いですね!
ハムログ
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
MARU. Game Design | 3,200円~ | 20分 | 2~5人 | 6歳以上 |
ハムログとは、2022年のゲームマーケットから誕生したボードゲームです。可愛いハムスターを使いながら、先に10個のひまわりの種をいち早く先に集めます。
ハムスターごとに絵と効果が違く、それぞれ可愛いのがハムログの魅力!
第3版からは、効果の文章にフリガナがふられたので、小さな子供でも楽しめます。
ラブレター
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
アークライト | 1,850円~ | 5~10分 | 2~4人 | 10歳以上 |
日本発の人気ボードゲーム「ラブレター」は、姫様に恋した若者たちが、手札のカードを駆使してラブレターを届ける心理戦ゲームです。
1枚のカードを使ってアクションを選び、他のプレイヤーを脱落させていきます。
5分程度で決着するため、気軽に何度も遊べます。
ハゲタカのえじき
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
メビウスゲームズ | 1,500円~ | 20分 | 2~6人 | 8歳以上 |
ハゲタカのえじきの歴史は古く、1988年にラベンスバーガー社から生まれたボードゲームとされています。現在は メビウス社からの販売です。
2006年には日本ボードゲーム大賞を受賞するほど、人気と歴史のあるボードゲーム。
1から15の数字を使って、相手よりも高い点数のカードを多く手に入れましょう。毎回の心理戦が必須!
マラケシュ
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ギガミック | 5,500円~ | 30分 | 2~4人 | 6歳以上 |
マラケシュとは、2007年にフランスで誕生したボードゲームです。モロッコの市場をテーマにしており、プレイヤーは商人として絨毯を敷き、できるだけ多くの利益を上げることを目指します。
実はこのゲーム。2008年のボードゲーム受賞歴がすごいんです…!
- フランス年間ゲーム大賞2008 受賞
- オーストリア年間ゲーム大賞2008 受賞
- ドイツ年間ゲーム大賞2008 ノミネート
これだけ受賞していると、つまらないゲームな訳ないですよね!
ラッキーナンバー
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ケンビル | 3,300円~ | 20分 | 2~4人 | 8歳以上 |
ラッキーナンバーとは、1~20が書かれている数字を使って規則的に並べていき、4×4のボードを先に埋めた人の勝ちというボードゲームです。
2012年に発売が開始されましたが、当初はシンプルなマーカーを並べるだけのルールでした。
しかし、何度かのリニューアルを経て、現在のクローバーの形になったそうです。
ラマ
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
メビウスゲームズ | 1,520円~ | 20分 | 2~6人 | 8歳以上 |
ラマとは、手札のカードを順番に出していき、手札を早くなくすことを目指すボードゲームです。
カードは1から6までの数字とラマの絵が描かれたものがあり、同じ数字か次の数字を出すルールのもとでゲームが進行していきます。
「ドイツ年間ゲーム大賞2019」にノミネートされるぐらい人気のあるカードゲーム!
8歳の子供におすすめしたいボードゲーム5選【2人用】
ここからは、8歳の子どもと一緒に遊べる「2人専用のボードゲーム」を紹介します。
前述したように、2人で遊ぶボードゲームも意外と内容がしっかり作り込まれており、大人でも熱中できるものが多いです。こちらもぜひチェックしてみてください。
マンダラ
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ホビージャパン | 3,300円~ | 20分以上 | 2人 | 7歳以上 |
ボードゲームの「マンダラ」。漢字で書くと「曼荼羅」で、もともとは宗教上でよく使われる言葉です。
曼荼羅とは、仏教で用いられる装飾画として有名で、その絵画をボードゲームとして楽しめるように作ったのが、このマンダラというボードゲームなわけです。
6色のマンダラが描かれたカードを使い、相手よりも多くのマンダラのカードを集めてポイントを獲得することで勝利を目指す、2人対戦用ボードゲームです。
宝石の煌めき『デュエル』
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ホビージャパン | 3,400円~ | 30分 | 2人 | 10歳以上 |
『宝石の煌めき:デュエル』とは、有名ボードゲーム『宝石の煌めき』の2人専用バージョンとして発売されたボードゲームです。
- 宝石の煌めき…2014年のドイツ年間ゲーム大賞の最終ノミネート作品であり、日本のボードゲーム大賞を受賞
- 宝石の煌めき:デュエル…2023年のゴールデンギーク賞2人用ゲーム部門で大賞を受賞
ジャイプル
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ホビージャパン | 3,300円~ | 30分 | 2人 | 12歳以上 |
ジャイプルは、インドのラジャスタン州の州都の名前…ですが、ここでは2人専用のボードゲームの名前でもあります。
このゲームでは、プレイヤーは宝石商となり宝石を集めて取引し、お金を稼ぎます。カードを商品に見立て、市場で売買を行い、最終的にどちらがより多くの利益を獲得できるかを競う!
シンプルなルールながら奥深い戦略性があり、子供から大人まで楽しめるボードゲームとして人気を集めています。
花見小路
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
Kosmos | 2,970円~ | 15分 | 2人 | 10歳以上 |
ボードゲームの花見小路は、2人専用のゲームで、芸者の心を射止めるために手札を駆使して争うものです。
プレイヤーは芸者カードを獲得するために、4つのアクションを用いながら競い合います。さらに、2018年にドイツで行われたボードゲーム賞の「アラカルト賞」を受賞しています。
日本生まれのゲームかと思いきや、実は台湾がメーカーという一風変わったボードゲームです。
ロストシティ
販売元 | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
Kosmos | 3,080円 | 30分 | 2人 | 10歳以上 |
ロストシティは、探検家となってさまざまな土地を探検し、財宝を手に入れる2人用の ボードゲームです。
ゲームには5つの色のコースがあり、1つのコースにカードを置くだけで、いきなり-20点の減点が発生します。このため、どのルートを進むかは慎重な判断が必要です。
進んでもマイナス点を取り返せる!という根拠があってから進んだほうがいいでしょう。運の要素が高いように見えますが、しっかりと考えることが求められるゲームです。
さいごに
今回は、8歳のお子さん向けにおすすめのボードゲームを紹介してきました。今回紹介したゲームは、私が実際に8歳の子どもと遊んでみておすすめできると感じたものです。
ただし、子どもによってハマるかどうかは個人差があり、好き嫌いも分かれるかもしれません。あくまで参考にしていただき、ぜひご家庭に合ったボードゲームを見つけてもらえることを願います。
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