『きらめく財宝』の遊び方について、本記事では詳しく解説しています。
「説明書を読んでもわかりにくい。」または、「YouTube動画が長くて手間がかかる。」という方々。画像付きで丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
さらに、小さなお子さんと一緒に遊ぶ際の注意点にも触れていますので、安心して遊ぶことができます。
まだ購入を検討されている方も、本記事を参考にしてイメージをつかんでいただければと思います。
- きらめく財宝の遊び方
- きらめく財宝で遊ぶときの注意点
- きらめく財宝の評判
きらめく財宝とは?
メーカー | 値段 | 国内発行年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
HABA社(ドイツ) | 2,750円~ | 2019年 | 2~4人 | 15分 | 5歳~ |
「きらめく財宝」とは、ドイツのHABA社が提供しているボードゲームです。
ボードの中央には、9つのリングが積み上げられており、中には各色の宝石が入っています。プレイヤーは1個ずつ順番にリングを崩し、落ちるであろう宝石の色を予想していきます。
最終的に、多くの宝石を集めた人が勝利です。
2018年にドイツキッズゲーム大賞を受賞
2018年に「きらめく財宝」は、ボードゲーム大国ドイツで行われている年間キッズゲーム大賞を受賞しました。
この賞は、1979年から行われている歴史ある賞であり、受賞したことで「きらめく財宝」は子供たちにも受け入れられやすいゲームとなっています。
簡単なルールや、熱中できる要素が入っている人気あるゲームであることが証明されました。
2022年にはグッド・トイを受賞
人気が止まらない「きらめく財宝」。なんと、2022年に開催されたグッド・トイにも選ばれました。
グッドトイ賞は、おもちゃのスペシャリストたちがその年に優れたおもちゃを選出する賞制度であり、2022年には45種類のおもちゃが選出されています。
その中で、「きらめく財宝」もノミネートされ、高い評価を得ました。
きらめく財宝の内容物
- ちびドラゴン×4
- パパドラゴン×1
- 仕切り×4
- ボード板×1
- 宝石×90(5色×18コ)
- 氷のリング×9
- 氷塊タイル×1
- 宝石タイル×各色5コ
- 説明書×1
きらめく財宝の遊び方
ここからは「きらめく財宝」の遊び方を、画像を交えて順を追って説明します。ゲームの準備から終わらせ方まで丁寧に解説しているので、ぜひご覧ください。
準備
- STEP1.仕切りを組み立てよう
仕切りを組み立て、箱の中に入れます。
- STEP2.ゲーム用のシートを乗せる
ゲームシートを置く前に、シートにある3つの穴を塞いでおく必要があります。これは、宝石が穴に入ってしまうのを防ぐためです。
その後シートを乗せましょう。
- STEP3.中央にリングを積み上げる
中央に「氷シート」を置き、その上にリングをすべて積み上げます。
2人または4人でプレイする場合は8つのリングが必要です。3人でプレイする場合は9つのリングが必要です。
- STEP4.宝石を入れる
ついに宝石を流し入れます!
キラキラ輝く宝石は、子供たちにとっても興奮の種で、こぼしかねません(笑)
注意深く宝石を流し入れましょう。
- STEP5.好きなドラゴンを選ぶ
4枚のドラゴンタイルから好きなものを選び、自分の持ち場に置きます。
3人以下の場合は、余ったドラゴンタイルを空いている場所に置いておきます。これは、宝石がタイルの間に落ちないようにするためです。
このときに、3カ所の塞いでいた穴も空けておきましょう。
- STEP6.準備は完了!
最後に、パパドラゴンと宝石タイルを用意して準備完了です。
これらのアイテムの使い方については、後述する「ゲームの流れ」で説明していきます。
ゲームの流れ
- STEP1.パパドラゴンを持つ順番決め
ジャンケンで、パパドラゴン(リングを取る人)を決めます。我が家ではジャンケンで負けた人がドラゴン役です。
1ラウンドごとにパパドラゴンを時計回りに回していきます。
- STEP2.宝石タイルを選ぶ
落ちる宝石の色を予想する「宝石タイル」を順番に選びます。
選ぶ順番は、パパドラゴン所有者の左隣から時計回りに選んでいきます。最後にパパドラゴンが選びます。
- STEP3.さぁ、リングを取ろう!
パパドラゴンがリングを1つ取ると宝石がこぼれます。
先ほど選んだ「宝石タイル」の色の宝石を自分のテリトリーの中に入れます。該当しない宝石は中央の穴に入れます。
- STEP4.STEP2・3を繰り返す
1ラウンドが終了したら、パパドラゴンを時計回りに回して次のラウンドに移ります。2-3を繰り返していきましょう。
- STEP5.最後のリングを取るとき
最後のリングを取るときは注意が必要です。
リングを取った後は「氷タイル」の上に乗っている宝石は取れません。他のこぼれた宝石は回収することができます。
- STEP6.結果発表!
全ての宝石がシート上からなくなったら、シートを外します。
自分のテリトリーの中に入っている宝石を数え、最も多く持っている人が勝利者です。
ルール
きらめく財宝を遊ぶ上では、以下のルールが存在するので参考にしてみてください。
- パパドラゴン(リングを取る人)は最後に宝石タイルを選ぶ。
- 偶数人(2・4人)で遊ぶ場合は、リングは8個からスタート。3人で遊ぶ場合は、リングは9個からスタート。
- 宝石タイルを選ぶ順番は、パパドラゴンの左側の人から時計回り。
- リングを取るときは両手を使ってもOK!
- 最後のリングを取ったとき、中央の「氷タイル」に乗っている宝石は取れない。
きらめく財宝の遊び方(応用編)
「きらめく財宝」の基本的な遊び方については理解いただけたかと思います。
しかし、通常のルールだと飽きてしまう大人の方もいらっしゃるかもしれません。そこで、実際にプレイした中で、新しい遊び方を編み出したので紹介します。
リングを2つずつ取る
本来、リングを1つずつ取るところを2つずつ取っていきます。
1つ取るよりも落ちる宝石の量が多く、どれが落ちるのかが予想しにくいため、ダイナミックでスリリングなゲームを楽しむことができます。
2人で遊ぶ場合「選ぶ宝石タイルは2つ」
2人のプレイヤーが2つの宝石タイルをそれぞれ選ぶようにすると、より多くの宝石を獲得することができるため、より競争的なゲームとなります。
2人で遊ぶ場合は飽きやすいため、ルールを変更することで楽しみ方を工夫しましょう。
きらめく財宝を実際に遊んでみた!
実際に我が家の7歳の娘と5歳の双子に遊んでもらいました!問題なく遊べたかどうか。また、改善点などについてレビューします。
- 5歳でもルールを理解し、最後まで遊べた。
- 子供たちだけでも順番を決めて、それを守ることができた。
- モノを大切に扱える。
- 片付けやすい構造をしており、進んで片づけてくれる。
- 最初のリングは宝石があまり落ちない。
- 大人は飽きてしまうかも…
きらめく財宝で遊ぶ時の注意点
小さい子でも遊べるきらめく財宝ですが、遊ぶ際に注意することがいくつかあるので紹介していきます。
誤飲に注意!
きらめく財宝には小さな部品が多数含まれています。特に宝石は小さくて複数含まれているため、幼児の誤飲には気を付けてください。
必ず大人が注意して監視し、遊ばないときは小さな子供たちが手の届かない場所に保管してください。
破れやすい素材
ボードゲームの背景シートなどは、紙のテープで貼られているため扱いには注意が必要です。すぐ破れます。
また、破損した場合はテープなどで修復するか、製造元に問い合わせて交換してもらうなどの対応を取ることをおすすめします。
宝石が細かく無くしやすい
「誤飲に注意!」で述べたように、宝石は細かく作られています。
数も多く、無くしやすいため注意してください。また、背の高いテーブルの上だと落ちたときに転がってしまうため、低いテーブルで遊ぶことをおすすめします。
きらめく財宝で子供に身につく力
ボードゲームは、単なる娯楽だけでなく、身につく力がたくさんあります。例えば、以下のような力が身につくといわれています。
- 戦略的思考
- コミュニケーション力
- 忍耐力
- 協調性
数を数える勉強になる
ゲーム終了後、宝石を何個取ったかの数を数えるのですが、積極的に数を数えようとするため数字を覚えるのが早くなります。
片付け力アップ!
我が家では、苦手だった片付けも進んでやるようになりました。きらめく財宝は、1つの箱に仕切りを付けて片づけることができるため整理しやすいのが特徴でもあります。
空間認識力が鍛えられる
リングを取るときに、どの宝石が落ちるのかと予想するのが楽しいゲームですが、その予想で使われる空間認識力を鍛えることができます。
宝石が落ちそうで、「さらにこちらも連鎖しそう。」といった予想ができるため、想像力や推理力を鍛えることもできます。
また、立体的にとらえることができるようになってくる年齢に適しているため、積極的に遊んでいくことをおすすめします。
きらめく財宝の評判・レビュー
4歳と5歳の孫が遊びに来る時用に購入。単純なルールで年齢的には遅めかも知れませんが、宝石大好きドラゴン大好きなので、大変喜んで楽しく遊べました。ただ、宝石を無くさないか心配で毎回数えてから片付けています。ソコも学んでもらえたらと思っています。
引用元:Amazon
3歳から6歳、そして大人も一緒に楽しめました。 本体の箱も宝石も、もう二回りほど大きいと尚良いなと思いました。 宝石以外が紙製なので、小さい子供が遊ぶ場合、耐久性はないかもしれません。
引用元:楽天市場
孫の家に送っていただきましたので、残念ながら実物は見ていません。5歳児も一緒に楽しめるゲームをと探していて、ちょうどキラキラした物が好きだし、面白そうなので購入を決めましたが、なかなか評判が良かったようなので、安心しました。
引用元:楽天市場
まとめ:間違いなく上位に入る良ゲーム!
「きらめく財宝」は、2018年にドイツの「キッズゲーム大賞」を受賞し、2022年には「グッド・トイ」にも選ばれるなど、人気の高いボードゲームです。
我が家でも「ドラゴンのゲーム!ドラゴンのゲーム!」と楽しそうに遊んでいます。
ただし、4歳ほどのお子さんだと、少し難しいかもしれません。5歳以上のお子さんならば、しっかりと楽しめると思います。
買って損のないボードゲームなので、ぜひお試しください!
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