頭脳をフル活用するボードゲームで遊ぶのも良いですが、指先を使って楽しむアクション型のボードゲーム「Kluster(クラスター)」で遊んでみませんか!
Kluster(クラスター)はAmazonでは高評価の商品として取り上げられているものの、詳しいルールや遊び方はわからない…。
そういった悩みや疑問のある方に、Kluster(クラスター)の基本的な始め方やルール、さらには子供でも楽しめる方法についてわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にして、人気のマグネットアクションゲームを体験してみてください。
Kluter(クラスター)とは?
メーカー | 値段 | ジャンル | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|---|
ボーダーライン・エディションズ | 3,580円~ | アクション系 | 10分 | 1~4人 | 14歳以上 |
「Kluster(クラスター)」は、磁石同士がくっつかないように配置していくマグネットアクションゲームです。
このゲームは、欧米やアメリカなどで合計10万個以上も売り上げ、大変な人気がでています。さらに、2020年にはベルギーやデンマークなどでベストトイ賞に輝くなど、主に欧米地域で人気を高めているようです。
Kluster(クラスター)の内容物
Kluster(クラスター)の中身はいたってシンプル。大事なのはヒモと磁石のみです。主にこの2種類を使って遊びます。
- ヒモ×1
- 磁石×24
- 巾着袋×1
- 取扱説明書×1
Kluster(クラスター)の準備
準備も簡単ですぐに始めることができます。
ヒモを準備する
まず、プレイヤーはヒモを自分の好みに合わせて形作ります。丸でも四角でも、どのような形状でも構いません。
さらに、ヒモの長さを調整することで難易度をアップさせることも可能です。
磁石を均等に配る
磁石をプレイヤーに均等に配ります。”24”は割り切れる数なので迷うことはありませんね。
- 2人の場合12個ずつ
- 3人の場合8個ずつ
- 4人の場合6個ずつ
Kluster(クラスター)のルール
Kluster(クラスター)にはルールが存在します。最終的に、手持ちの磁石を置き切った人から1位、2位という順番になります。
ヒモの範囲内に磁石を置く
磁石をヒモの範囲内に配置します。必要に応じてヒモを移動させたり、引っ張って形を変えたりしてもOKです。
置く前にくっついたらパス
磁石を配置しようとするときに、他のプレイヤーの磁石にくっついてしまった場合、そのターン磁石を置くことはできません。
そのときは、くっついてしまった磁石は自分の手元において、次の人の順番となります。
人の置いた磁石に触れてはいけない
ゲームが進行すると、場に磁石が多くなり置く場所が制限されてきます。ですが、
他のプレイヤーの磁石に触れてはいけません。
では、どうするか。自分で新たなスペースを確保するためにスペースを作らなければならないのです!
Kluster(クラスター)のテクニック
ここでは、置く場所を少しでも広げるためのテクニックを紹介していきます。
紹介するテクニックは磁石の特性を利用するものなので、子供たちのいい勉強になるかもしれません!ぜひ参考にしてみてください。
同極で離れさせる
一度磁石の特性を振り返ってみましょう。
磁石にはS極とN極があり、S極とN極はくっつく。S極とS極・N極とN極は反発しあう。
この特性を利用して他の磁石を引き離し、自分の磁石の配置スペースを確保する戦略があります。
しかしながら、このテクニックには高いリスクがあります。
- 引き離すときに他の磁石がくっつく
- 同極かどうか見た目では判断できない
ですが、最初はうまくいかなくても続けていくうちにコツをつかむことができます。
諦めずに挑戦してみてください。成功したらカッコいいですよ!
立てたマグネットを磁力で倒す
縦に配置されているマグネットを、手持ちの磁石を使って横向きに倒してみましょう!
つまり、
こういうこと!
立てて置いたマグネットは不安定で影響を受けやすいです。その不安定さから、マグネット同士の動きが活発になり、他の磁石にくっついてしまう可能性が高まります。
この不安要素を解消するために、自分の磁石を利用して他の磁石を横に倒すとその後のアクションが安定します。
Kluster(クラスター)の他の遊び方
Kluster(クラスター)は、対象年齢が14歳以上とされています。ですが、大人が見ながらプレイする場合は小さな子供がいても大丈夫!
といっても「14歳以下の子に遊ばせるのはちょっと不安…」または「単純でちょっと飽きたかも…」という方には、磁石ならではの遊びを考案したので楽しんでみてください。
台の下で磁石をくっつけて鬼ごっこ!
ヒモの中で楽しむ鬼ごっこです。スペース的に2人でプレイするのをおすすめします。プレイの方法は、磁石をヒモの内側に2つ配置しテーブルの下にもそれぞれ磁石を引き合わせておきます。
そして、片方のプレイヤーが鬼を担当し、片方が逃げ役として鬼ごっこを行います。シンプルながらも磁力が強い分、意外と白熱しました。
磁石で競争!
ヒモを一度ほどき、それをゴールと見立てます。プレイヤーは磁石の反発力を利用して競争するのです!
プレイヤー同士は磁石を反発させながらゴールを目指し、ヒモに最初に触れたプレイヤーが勝利となります。競争の遊びは2人以上でやっても面白そうですね!
Kluster(クラスター)で遊ぶときの注意点
Kluster(クラスター)に含まれる磁石は非常に強力な磁力を持っています。そのため、遊ぶ際には以下の点に注意してください。
電子機器の近くに置かない
Kluster(クラスター)に含まれる磁石は非常に強力な磁力を持つため、以下の機器の近くで遊ぶのはやめましょう。機器が故障、またはデータの損失に繋がるおそれがあります。
- スマートフォン
- パソコン
- クレジットカード
- ペースメーカー
- etc…
特に注意が必要なのが、ペースメーカーを装着している方の近くで遊ばないことです。体に埋め込まれているものが磁石で悪影響を起こすと、命の危機に繋がりかねません。
磁石で指をはさまないように
Kluster(クラスター)の磁石は、通常の弱い磁石とは異なり、非常に強力な磁力を持っています。そのため、磁石に指がはさまると意外と痛いです。
特に小さな子供の場合、その痛みはより感じやすいかもしれません。遊ぶ際には気を付けてみてください。
小さい子の誤飲に注意
Kluster(クラスター)は、対象年齢が14歳以上となっているため、小さい子供の誤飲に注意が必要です。
遊び自体はシンプルですが指でつまめるぐらい小さく、キラキラしていて子供から見ると魅力的に見えます。
対象年齢未満の子供と遊ぶ際には、十分な配慮と監視を行いながら楽しみましょう。
Kluster(クラスター)の評判やレビュー
2021年の発売からまだ時間が経っておらず、そのためゲームのレビューはまだ少ない状況です。
そこで、我が家で実際にプレイしてみた感想や、Amazonや楽天市場などの参考になるレビューなどもまとめてみたのでご覧ください。
Kluster(クラスター)を実際に遊んでみた!
前から興味のあったKluster(クラスター)をついに買ったー!ということでさっそく、我が家の8歳の娘と5歳の双子とで遊んでみました!
我が家の評判は…
- プレイ時間が短めでお手軽
- 磁石の特性を学べる機会になる
- 指先の器用さがあがる感じ
- 5歳でも遊べる!
- どの程度でくっつくか空間認識能力が向上する
- 磁石がくっついた時点で負け濃厚
- 磁石がくっつくと号泣(5歳)
- 手で持ちながら、ここ置けば!?と近づけるから事故りがち
- 地味に重い
総じて評判は高いゲームでした。特に終盤のくっつくかくっつかないかの瀬戸際は大人でもドキドキです。
残念(?)なのが小さい子供だと驚くから「怖い」という意見がありました。それが醍醐味だと思うのですが、そういった点はまだまだ未熟なようです。
レビュー
5つ星のうち4.0 すぐに楽しめる
引用元:Amazon「カスタマーレビュー」
2023年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クリスマスのプレゼント交換に選びました!
ルールも簡単で数分で大爆笑になれます。
ずっとやると飽きると思いますが、手軽に空き時間に楽しめます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
5つ星のうち3.0 良品ではあるけど持ち運びが。。。
引用元:Amazon「カスタマーレビュー」
2022年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
強力マグネットが好きだったので購入。
友人と遊びましたが意外と盛り上がった。
しかし私は数回で飽きました。
磁石と言うだけあって結構重いのでサイズに反して持ち運びがめんどくさい。
家で遊ぶにはいいかも。
なかなか奥が深いゲーム
引用元:楽天市場「みんなのレビュー」
小学生(低学年)と遊びましたが、とても喜んでいました。
いきなり「バチッ」と大きな音がして磁石がくっついてしまうのでスリルがあり、また、いろいろな遊び方を新たに考案することもできて、単純なようで奥が深いです。
勝ち負けがあるゲームとして、ばかりではなく、「互いに協力し合って全ての石を輪の中に置く」遊び方もお勧めで、「独りで全部置いてみる」のも、なかなか楽しいです。
全ての磁石を並べた後、ゆっくりと輪(紐)を引っ張ると、全ての磁石が反発し合って逃げ回りながら「生きているかのように」にょろにょろと動き回っていつまでもくっつかないことがあり、一度この状態にすることができると、何が何でも再現してみたくなります。
・・・成功したら、ぜひ、YouTube にアップしてみてください。
シンプルで面白い!という意見もあれば、単調だからこそすぐに飽きるという意見がちらほらとありました。
まとめ
現在のボードゲームの中で、マグネットアクションゲームといったジャンルはレアな存在であり、そのためKluster(クラスター)は新鮮な印象を受けました。
特にゲーム終盤で磁石同士がギリギリでくっつくかどうかの緊張感は、ぜひ体験していただきたい要素です。一方で、一度くっついたら負け濃厚なのが理不尽な気も…
といっても盛り上がることは間違いありません!家族や友人と楽しめるボードゲームとして、ぜひKluster(クラスター)で遊んでみてください。
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