この記事では、ボードゲームの一つである「ナルハヤのつるぎ」というゲームを紹介します。
ナルハヤのつるぎは飛びぬけて人気があるわけではありませんが、ゲームの面白さは高く、大人である私も熱中するほどです。何よりも男の子にハマりやすい!
数あるボードゲームの中から、どれを選べばいいかわからないという方は、ぜひ手に取ってみてください。値段が手ごろで子供とコミュニケーションが取れてと、メリットばかりなので一度遊んでみることをおすすめします。
- ナルハヤのつるぎの遊び方+小さい子供との遊び方
- ナルハヤのつるぎで身につく力
- ナルハヤのつるぎを遊ぶときの注意点
ナルハヤのつるぎってどんなボードゲーム?
製作会社 | 値段 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
幻冬舎 | 1,584円~ | 2~5人 | 15分 | 6歳以上 |
「ナルハヤのつるぎ」は、幻冬舎から販売・提供されているパーティー用のカードゲームです。
タイトル通り、つるぎを完成させたプレイヤーが勝ちというシンプルなルールですが、組み合わせのパターンが1つの依頼に対して1通りしかありません。そのため大人でも手こずり、みんなであーでもないこーでもないと盛り上がれるゲームになっています。
色が5種類に分かれていて最大で5人まで遊ぶことができます。いち早くつるぎを完成させて、他のプレイヤーよりも先に納品しましょう!
ナルハヤのつるぎの内容物
- 素材カード30枚(6枚×5人分)
- 依頼カード33枚
- 説明書
「ナルハヤのつるぎ」の内容物は、カードと説明書のみとシンプルな内容になっています。
また、容量も小さく持ち運びも簡単なので、出先や旅行先でも手軽に持ち運んで遊ぶことができます。片付けも時間がかからず、お子さんでも積極的に片付けに参加してくれるのが嬉しいところです。
ナルハヤのつるぎの遊び方
ここからは「ナルハヤのつるぎ」の遊び方を紹介していきます。通常のルールから、6歳以下の子でも遊べるオリジナルのルールや遊び方も解説していきます。
ルール
素材カードは、正しい組み合わせとNGの組み合わせに分かれます。
重ねたりくっつけたりはOK
素材カードを重ねる・回転させる・くっつけるといった方法はOKです。
素材カードは6枚全て使う
ナルハヤのつるぎでは、素材カードを使ってカードを完成させます。このとき、6枚すべてを使用することに注意してください。
4,5枚でも完成できる依頼カードはありますが、通常のルールでは使い切ることがルールとなっています。
完成したつるぎの位置は同じに
依頼カードをもとに素材カードを組み合わせてつるぎを完成させていきますが、カードに載っている順番と、作ったつるぎの順番(配置)は揃えないといけません。
組み合わせている最中に順番を気にすることも大切です。
ゲームの流れ
- STEP1.準備
素材カードを色ごと(6枚ずつ)にわけてプレイヤーに配ります。
依頼カードは、トランプのようによく切って混ぜ合わせておきます。
- STEP2.山札をめくってゲーム開始!
ジャンケンで順番を決めて、山札から依頼カードを1枚めくります。(裏表にマークがありますがトランプをめくるように裏から表にめくりましょう。)
めくったら、出たマーク通りにつるぎをいち早く完成させましょう。1つの依頼で1〜3種類のつるぎがあります。
- STEP3.完成したら…
つるぎを依頼カード通りに完成させたら「納品!」と宣言します。その時点で全員手を止め、宣言した人のカードが合っているのかの確認をします。
- STEP4.※失敗したら…
納品に失敗した場合、依頼カードと違っている場合、気付いた人は「違う!」と宣言し、中断していたつるぎの製作に戻ります。間違えた人は、ラウンドが終わるまでゲームには戻ることができません。慎重かつ素早く納品を宣言することが大切です。
- STEP5.上記を繰り返す
以上を繰り返していき、依頼カードを5枚集める。もしくは同じギルドマークの依頼カードを3枚集める。いずれかの条件をクリアした人が勝者となります。
幼児や小さい子供との遊び方
ここからは、僕が実際に7歳の娘と5歳の双子と遊んだときに感じたことを紹介していきます。
6歳以下でも楽しく遊べそうなルールや遊び方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
6枚すべてを使う必要はない
6枚使わなくても完成できるつるぎもあるので、あくまで完成させたら勝ちというルールで遊びましょう。6枚すべてを使用しなくても、5枚で作ることができるつるぎや、4枚で完成できるつるぎが実際にありました。
全てのカードを使用しなくても完成できたことを認め、達成感を味わってもらうことが重要です。
簡単・難しい依頼に分けておく
依頼カードには簡単なものから難しいものまで様々な内容が含まれています。たとえば、親が子供用の依頼カードと自分のを分けて対戦!というのもなかなか面白いです。
体感としては「3種類のつるぎ」が比較的簡単である一方、「1種類のつるぎ」を完成させる依頼は難しい印象を受けました。
ナルハヤのつるぎで遊ぶメリット
ナルハヤのつるぎを遊ぶことにより、身に付く力は多岐にわたります。
以下に、ナルハヤのつるぎを遊ぶことによって得られるメリットを紹介します。
男の子でもハマりやすい
まず第一に、ナルハヤのつるぎを遊ぶことによって、男の子でもボードゲームの魅力を理解しやすくなる点が挙げられます。
我が家では、女の子はボードゲームをよく遊び、男の子はあまり遊ばない傾向にあります。個人差があるかと思いますが。
しかし、ナルハヤのつるぎは男心をくすぐる魅力的な形をしています。それもあってか、あまりボードゲームにあまり興味がなかった長男もハマっています。
創造力が身につく
ボードゲームで身に付く力は主に以下の通りです。
- 創造力
- 理解力
- 分析力
- 予測力
- 計算力
- 改善力
- コミュニケーション力
ナルハヤのつるぎを遊ぶことにより、おもに身につく力は「創造力」です。創造力は0から1を創り出す能力で、「未来社会には今後必要な力」と政府でいわれているぐらいです。
このゲームでは、素材カードを組み合わせてつるぎを作り上げるため、自分でモノを1から作る意欲が生まれます。そして、1から完成させたときの喜びや達成感を味わうことができるため、創造力が大きく伸びることでしょう。
値段が安い
シンプルなカードゲームであるため、価格帯も手ごろであり、2,000円程度で購入することができます。そのため、初めてボードゲームを始めようと思っている方にもおすすめです。
また、価格が安い割には箱が丈夫で、少しの衝撃にも耐えるため長く楽しむことができます。
ナルハヤのつるぎを遊ぶときの注意点
ナルハヤのつるぎは、遊ぶうえで注意すべき点もいくつかあります。実際に遊んだときにココは注意すべき!といった点もいくつかありましたのであわせて紹介していきます。
カードが折れやすく汚れやすい
まず、カードが紙の素材でできているため、折れやすく汚れやすいということがあります。紙素材のため、一度曲げてしまったら折り目がついたままになり、最悪の場合は破れてしまうこともあります。
対策としては、「スリーブに保管しておく。」です。スリーブとは、カードの状態を保つために入れる、カードのサイズに合わせて作られた袋のようなものです。スリーブに入れることで、カードの品質を保つことができます。
子供に好きな色を選ばせる
複数人の子供と遊ぶ場合、事前にカードを選ばせておくことをおすすめします。話し合わずに始めると、高確率でケンカが始まるためです。(笑)
素材カードを色とりどりの中から選ぶのは、楽しみの一つでもあります。そのため、ジャンケンや話し合いで色を決めてきましょう。
ナルハヤのつるぎを実際に遊んでみた!
我が家の7歳の娘と5歳の双子と一緒に実際に遊んだ感想を述べさせていただきます。
- 7歳の娘は、トランプの「スピード」に似た要素があるため、ぎりぎりで勝利すると大喜び。
- 5歳の双子は、カードを重ねたり繋げたりの作業はまだ難しそう。
- 5歳の男の子は、好きな剣を作るだけでも遊んでいられる。
5歳だと、完全にルールを理解して遊ぶことはまだ難しそう。ですが様々なつるぎを夢中になって作っていました。
ゲームの趣旨とは少し外れてしまいますが、徐々につるぎの組み合わせ方を学んでいっている様子でした。
ナルハヤのつるぎの評価やレビュー
小学一年生でもわかるカードゲームを求めて買ってみた。ルールがわかりやすい、友達と親と一人でも遊べる、カードが汚れたり折れても問題ない、数枚失くしてもプレイできる、と良いとこだらけ。子供に管理を任せつつ一緒に遊べて楽しかったです。最初は大人の余裕で勝ってましたが子供の吸収力に追いつかれそう、脳トレにも良さそうなので今度は高齢の両親も混ぜて遊んでみようと企んでます。
引用元:Amazon「幻冬舎(Gentosha) ナルハヤのつるぎ」
めちゃくちゃ面白いです!チームナックスが番組でやってるのを見て、購入を決めました。小学生低学年でも楽しめます。(最初は難しかったようですが、何回かやればコツを掴んだようです)
引用元:Amazon「幻冬舎(Gentosha) ナルハヤのつるぎ」
同じ柄のMAXが2だけじゃなく、3あるものもあるのがゲームをより楽しくしますね!大人も夢中になれるゲームです。
まとめ:ナルハヤのつるぎは年齢関係なく楽しめる!
ナルハヤのつるぎは、基本の遊び方や小さな子供との遊び方を紹介してきましたが、実際に子供たちと遊んでみると、最初は組み合わせ方に苦戦していました。
しかし、徐々に形にできる力がつき始め、完成させた時の喜びも大きくなってきました。このゲームは「創造力」を育てるのに向いていると感じます。
子供たちがメキメキと成長しているのを実感できる楽しいゲームです。また、大人でもハマる面白さがありますので、ぜひお試しください。
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