近年ボードゲームの人気が高まっており、その中でも「スティッキー」と呼ばれるバランスゲームがよく遊ばれています。このゲームは、通販サイトの人気ボードゲームランキングでも常に上位に位置するほど有名で面白いゲームです。
しかし、「うちの子は小さいけど、スティッキーで遊べるかな?」や「予算の制限があるけど、スティッキーと互換性のあるゲームはないかな?」といった疑問や悩みがあるかと思います。
そのような悩みに寄り添っていければと思いますので、ぜひご覧ください。
スティッキーとは?
製作会社 | 値段 | サイズ | 対象年齢 | 人数 | プレイ時間 |
HABA(ハバ) | 2,970円~ | 16.3センチ×3.8センチ×23.8センチ | 6歳~ | 2~4人 | 10分 |
スティッキーは、ドイツのHABA(ハバ)社が制作したバランスゲームであり、2005年には「グッド・トイ」を受賞しました。また、フジテレビの「めざましどようび」「ノンストップ」でも紹介され、一定の人気を博しています。
対象年齢は6歳以上とされていますが、お子さんのスキルやルールの変更によっては、4歳の子供たちでも楽しめるのが魅力です。
スティッキーの内容物
スティッキーの中身です。
- サイコロ…1個
- リング…1個
- 青棒…9本
- 赤棒…9本
- 黄棒…9本
全て木の棒でできており、質感も手になじむ感じです。棒の数が多いので折れたり無くさないように気を付けましょう。
スティッキーの遊び方
スティッキーは、丸いリングの中に27本の棒を入れ順番に1本ずつ抜いていき、最終的にリングが地面についた人の負けというルールです。
しかし、決まっているルールがあり、小さい子は理解できないかもしれません。そこで、我が家でも遊んでいる「幼児向けルール」を基本のルールとあわせて解説していきたいと思います。
基本のルール
- STEP1じゃんけんで順番を決め、最初の人がサイコロを振る。
- STEP2出た目の色の棒を抜き取る。
各色の棒には点数が割り振られています。
青3点 赤2点 黄色1点となります。
- STEP3これ以上無理!と思ったらパスも可能。
図を例にします。これ以上青は抜けない!と思ったらパスをすることも可能です。
その代わり、出た目の色の棒を自分の持ち手から戻すことになります。
戻しているときに倒しても終了なので注意してください。
- STEP4リングが床についたら終了。
- STEP5点数が1番高い人の勝利!
各色の点数の合計(青3点・赤2点・黄1点)で1番高い人の勝ちです。
この場合だと、自分の勝ちですね。
幼児向けの遊び方
基本ルールを説明しましたが、うちの子はまだ小さいからできない…という方もいるのではないでしょうか。ご安心ください。我が家の4歳の双子でも遊ぶことができました。
- STEP1スティッキーをセットして、じゃんけんで抜く順番を決めます。
サイコロは基本使いません。ただし子供がサイコロを振りたいようでしたら振らせてあげましょう。
- STEP2「好きな色」の棒を抜き取る。
サイコロの目の色か、子供の好きな色を取らせてあげましょう。
- STEP3倒れた人の負けー!
リングが床についたら終わりです。細かい点数計算はナシです。
この時点で「もういっかい!もういっかい!」となること間違いなしです。(笑)
物足りなかったら難易度アップ!
難易度を上げるためにいくつかの方法がありますが、下敷きやクリアファイルを使うのが効果的です。摩擦の少ない物を使うことで棒が滑りやすくなり、バランスを取ることがより困難になります。
また、対戦ではなく、倒さないように協力し棒を抜いていく。というルールも面白いですね。
スティッキーで遊んで身につく力
スティッキーは、2005年にグッドトイ賞に選ばれるほど人気のゲームです。そんなスティッキーにはゲームを通して多くの身に付く力を秘めています。その一部を紹介していきます!
手先の器用さ
無数にもある棒を1個ずつ慎重に取っていくため、指の使い方が上手くなります。
たとえば箸の使い方や、外遊びでの小さいボールなどの投げ方が上手くなります。
集中力
倒れるか倒れないかの狭間で棒を抜いていきます。順番が頻繁にまわってきて神経を集中するため、集中力が鍛えられます。
空間認識力
空間認識力とは3Dにおける物体の力の加わり方や状態を把握する能力です。鍛えることにより、ぶつかりにくくなる、転びにくくなるといった利点が挙げられます。
幼児とスティッキーで遊ぶときの注意点
スティッキーは対象年齢が6歳以上となっていますが、未就学児でも楽しむことができます。
しかし、スティッキーで遊ぶにあたって、これが危なかったな…と思うこともあったので紹介していきます。
目に入らないように注意
スティッキーの棒は、質感のいい木材で作られており素材自体は問題ありません。ですが、棒は細いものが多いです。特に黄色の棒は1番細く、目に入りかねないので幼児と遊ぶときは注意してください。
サイコロが固い・音がうるさい
スティッキーに付属するサイコロは木材で作られており、固めの素材でできています。そのため、投げるようにしてサイコロを転がすと、ガラス製品や壊れやすいものが近くにある場合、割れる恐れがあります。
サイコロは投げずに低いところから落とす。と決めておくことが重要です。もしも、高い場所から落とすと音が響いたり、床が傷ついたりする恐れもあるため、集合住宅などでは注意してください。
スティッキーは自作で作れる!?
買う前に遊んでみたいと思った方もいるのではないでしょうか。SNSに投稿されていたのが、ストローとテープリングで作られている「スティッキー」です。
引用元:instagram
画像ではオシャレなストローを使用していますが、100均に売っている大小のストローを組み合わせても遊べるので、購入を考えている方はぜひ試してみてください。
スティッキーの評判
実際にスティッキーの評判を紹介していきます。我が家でも遊んでみた感想、商品レビューなども掲載しているので参考までにどうぞ。
スティッキーで実際に遊んでみた!
当時、6歳の娘と4歳の双子に遊ばせてみたところ、楽しそうに遊べていました。
順番を待つことも守れましたし、何より崩れるか崩れないかのギリギリの駆け引きを子どもでも味わうことができて盛り上がっていました。
スティッキーのレビュー
他のご家庭でも実際に遊んだレビューをまとめました。
投稿日:2022年12月26日
50代女性
3才~6才の孫たちと一緒に簡単で、楽しめそうなゲームを探していたところ、このゲームを見つけました!大人丈で試してみたところ、ドキドキ、ハラハラしながらも十分楽しむ事が出来たので、孫たちも夢中になりそうです!
引用:楽天市場
投稿日:2022年09月02日30代/女性
4歳の子供と家族みんなで遊べるものを・・・と検索してこちらを購入しました。子供は大胆に、大人は慎重に引き抜きますが子供が勝ったり大人が勝ったり楽しいです。フローリングでは滑るので、布を敷いてやっています。商品に対して箱がすごく大きいです。(元々のHABAの箱です)
引用:楽天市場
まとめ:スティッキーは小さい子供からでも遊べる!
スティッキーは、基本ルールからアレンジルールまで様々な楽しみ方があり、家族や友人と一緒に遊ぶのにぴったりのゲームです。
ぜひ、お家での時間を充実させるためにも、一度遊んでみてはいかがでしょうか。
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