ブロックスは、2000年にフランスで発売されて以来、今でも根強い人気を誇るボードゲームです。
それはぜひ遊びたい!と思うかもしれませんが、こんな疑問もありませんか?「対象年齢は7歳以上だけど、小さい子でも遊べるの?」、「気になるけど買う前に体験談を知りたい!」、「いつも負けちゃうんだけど、攻略法とかないの?」などなど…
僕も同じようなことを思っていたので、その気持ちめちゃくちゃ分かります!でも大丈夫、このページを読めばきっと解決のヒントが見つかりますよ。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
ブロックスとは?
メーカー | 値段 | 国内発行年 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|---|
マテル・インターナショナル株式会社 | 2,000円~ | 2014年 | 1~4人 | 20~30分 | 7歳~ |
ブロックスとは、プラスチックのピースを使い、盤面上に自分のピースを置ききることを目指します。最も多く自分のピースを置いたプレイヤーが勝利です。
- ボードゲームといえば「ブロックス」といわれるほど人気!
- 知育能力の向上に効果アリ!日本の各地の保育園や学童などでも活用されています。
脳の前頭葉が活性化することが実験結果で示されており、その効果が注目されています。上記動画を参考にしてみてください。
ブロックスの内容物
- ボード…1台(20×20)400マス
- ピース…計84ピース(21ピース×4色【赤青黄緑】)
ステンドグラスのように、ピカピカでとてもキレイなんですよね。たくさんあるので無くさないように注意です!
ブロックスのルール
ブロックスには、ピースの置き方や配置方法などといったルールが存在しますが、初心者でも簡単に楽しめます。
主な基本ルールは次の3つです。
ぜひルールを参考にし、楽しみながら遊んでみてください。
ボードの隅からスタート
ブロックスのルールによると、最初のピースは必ず白いボードの隅に接して置きます。
ピースの角と角をつなぐ
ブロックスの重要なルールともいえるのが、ピースの角を繋げることです。同じ色のピースを繋げる場合は、角がきちんと当たるようにしましょう。
色の違うピースは接してもOK!
さきほど、ピース同士は角が接している必要があると説明しました。ですが、色の違うピース同士は隣り合ってもOKです。
隣り合う面積が増えて色が重なり合うと、カラフルで綺麗に見えます。そこが子供たちの興奮ポイントでもあるようですね。
ブロックスの遊び方
ここからは、ブロックスの遊び方について解説します。
通常は4人でプレイするのが一般的ですが、4人以下で遊ぶ場合の遊び方も紹介していきます。
4人の場合
遊び方をみてわかるように非常にシンプルです。4人の場合が、1番遊びやすいかもしれません。
3人の場合
3人で遊ぶ場合、余った色のピースは「フリーピース」として使用します。
自分のピースを置きつつ、余った色のピースを3人で順番に置いていきましょう!
余ったピースを置く事を、最後まで繰り返していきましょう。
2人の場合
2人で遊ぶ場合は、対角の2色を選んで対戦します。
順番は「A・B・A・B」と交互にピースを置いていきます。その他のルールは4人で遊ぶ場合と同じです。
ブロックスデュオルール
ブロックスには「ブロックスデュオ」という2人対戦専用のゲームが存在しますが、通常のブロックスでもブロックスデュオのように2人対戦で遊ぶことができます。
たとえば、画像のように余ったピースを使って14×14の枠を作り、2色だけでブロックスデュオのように対戦することができます。
ただし、スタート地点が〇部に変わるのには注意してください。何か目印を付けておくと便利です。
1人の場合
ブロックスは1人で遊ぶことも可能です。
- 1人4役をこなし、84ピースを全てを使いきる
- どこから始めても構わないので、ボードにぴったり納まることを目指す。
究極の暇つぶしといえるでしょう!(笑)
この遊び方に関しては、僕はまだ達成できていません…それだけ難しい遊び方でもあるのです。勇気のある方はぜひ挑戦してみてください!
小さい子供でも遊べた!ブロックスの「違う遊び方」
ブロックスの対象年齢は7歳以上です。そのため、幼稚園児と通常ルールで遊んでも集中力が続かず、最後まで遊ぶことが難しい場合があります。
そんな時は…筆者直伝の短い時間・小さい子供でも遊べる方法!があるのでそちらを紹介していきます。
とにかくマスを埋めてみる
小さい子供でもできる遊び方の1つが、「ひたすらにピースを使い全マスを埋める」という遊びです。
基本ルールはガン無視でひたすらにピースを置いていきましょう。やってみるとわかりますが、大人でも意外と難しいですよ。ぜひ子供と一緒に挑戦してみてください!
ドット絵を作る
ツイッターでも話題になった遊びで、ドット絵を作る遊び方です。
画像は、子供たちと協力して作った「シナモロール」と「マリオ」です。4色でも形に現れるためか、子供たちは熱中して製作していました。
他にも、
- ヨッシー
- キティーちゃん
- ドラえもん
などのキャラクターたちも作ってみました。自分たちで考え作ると創造力が身につくので、親としては嬉しいことですね。
3人で3色使って遊ぶ
小さい子供を含めた計3人でプレイする場合限定です。4色を使わずに、3色のみを使用して遊びます。
- 難易度が下がり、ピースを置きやすくなる
- 長考が少なくなる
3色ルールならば、ストレスを少なく遊べることができます。
スコアのつけ方
ブロックスのスコアの付け方を紹介します。スコアのつけ方は2種類です。
- 手元に余ってしまったマス目を引く「シンプルな数え方」1回戦向け
- 複数回やる場合の「長期戦向けの数え方」
があります。
余ってしまったマス目を引く「シンプルな数え方」
ゲーム終了後に各プレイヤーの余ったピースを数える。残ったピースのマス目を全て数え、マス目数が最も少なかったプレイヤーの勝利。
1ゲームごとに算出するスコアの計算方法で一番シンプルなものです。画像の場合、減点が少ない「緑」の勝利です。
長期戦向けの計算方法「アドバンストスコア」
アドバンストスコアとは、複数ゲームを行う場合や、長期戦向けに使用できる計算方法です。
通常の「1マスごとに減点する」というルールに加え、
- 全部置ききれば+15点。
- さらに「1×1のピースで終了」できたら+5点。
といったルールが追加されます。
画像の場合だと、「ピースを使い切った」のと「1マスのピースで終わらせた」の2種類の追加ルールをクリアしたということになるので合計+20点!
紙かスマホなどにメモしながら遊びましょう。
ブロックスの攻略法
ブロックスは奥深いゲームです。基本ルールである「角と角を接する」ということだけやっていても、勝つことは難しいかもしれません。
そこで、盤面を有利に進めるための攻略やコツの一部を紹介します。
自分だけが置けるテリトリーを作る
ゲーム序盤から自分のスペースを確保しておくことで、ゲーム終盤まで余裕を持ってピースを置けるようになります。
相手の攻め具合を見ながら、自分自身のテリトリーは確保しておきましょう。
相手のピースの間を狙う
画像のように、相手のピースの角に置けるようにしておくのは大事なことです。
角に置くことで次の一手にも繋がり、幅も広がる。
反対に下図のような置き方だと、角に置けなくなってしまうため悪手となります。
相手のピースの角を狙う
次は、攻めるだけでなく自陣を守る方法を紹介していきます。
①たとえば自分が緑で、赤が攻めてきたとしましょう。
②慌てなくても大丈夫です!赤の角をめがけてピースを置けば、相手はそれ以上進めません。
次は下から攻めてきました!
③先ほどと同じ要領で塞いであげればOK!
これで赤の侵入を防げました。
ですが、相手も同様の戦略を持っている可能性がありますので、駆け引きが重要になってきます。
とりあえず中央めがけて進む
大きなピースを中央に配置することが有効です。端ばかりにピースを置いていると、端からしか攻められないので展開しにくくなります。
そこで、中央に置くことで左右両側に広がる選択肢を増やしましょう。
ブロックスを実際に遊んでみた!
オセロ感覚で、簡単に入り込んで遊んでくれるので良いです。また基本のルールは、ピースの隅に置いていくことなのでルール説明も簡単なのがグッド!
- 7歳であれば理解して遊べた!
- 4人までなら色々な遊び方ができる。
- 奥深く大人でもやりこめる。
- オセロ感覚で手軽に遊べる。
序盤は置きやすいので、子供たちも楽しそうに遊んでくれます。がしかし!終盤になると長考する子が多くなり待ってられない子も続出(泣)
ぶっちゃけ幼稚園児とはまだ満足に遊べない印象…
- 5歳だと角に接するようには置けるけど、中盤以降は混乱してしまう。
- 先攻が有利になるので平等性には欠けるかも。
SNS上でのレビュー
今はSNSでいろんな人のボードゲーム情報を簡単にチェックできる時代ですよね!もちろん、ブロックスも例外じゃありません。
そこで、SNSで見つけた口コミを「良い口コミ」と「ビミョ~な口コミ」に分けてみました。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
良い口コミ
ブロックスというゲームで遊びました!
引用元:X(旧ツイッター)
ルールはシンプルながら戦略が重要となるので子供から大人まで楽しめる陣取りゲームです!
🐡 pic.twitter.com/wxwVG8Jhhn— musbun 近畿大学支部 (@musbunkindai) July 31, 2023
父母と小四と年長で週末に一回遊ぶのにちょうどいい。
引用:楽天市場
理解しやすいルール。
親にとっては覚えるのがめんどくさいとかにならず、年長でもプレイできた。
一回のプレイ時間が長くもなく短くもない。
やりたがるこどもも、たくさんはイヤな親も、一回だけという約束で歩みよりできる。
どんなゲームでもそうだけど、やっぱりちびっこは強くはないので、負けても泣かない約束か対策が必要かも。
大人から子供まで一緒に遊べて楽しいです。
引用:Amazon
我が家は5歳〜12歳で楽しくあそべてます。
ちょっと5歳には難しそうですが、出来てます
できるできないは、家庭の個人差によって大きく変わるようです。ハマってくれたらしめたものですね!
ビミョ~な口コミ
私としてはブロックスがおすすめです
引用元:X(旧ツイッター)
4人集まらない場合は慣れている人が2色扱います
欠点は ブロックを失くしやすいという事です
ブロックを失くした場合 他の色も隠して調節します https://t.co/ygq64ZDzgI pic.twitter.com/c2ZPRS1PvP— ネフェル (@nefer_ty) December 6, 2024
#トイザらスで最高のクリスマス
引用元:X(旧ツイッター)
2人用ブロックスが欲しい— 60 あきひろ 31 39 (@suwaho_2896) December 4, 2024
あらかじめ言っておきますが、特に否定的な意見ではありません!難点を挙げるとすれば、ピースが無くしやすいこと。とはいえ、「パズラボ」というサイトではピースをバラで購入できるので安心です。
ビバリー(BEVERLY)社Blokusピース(バラ売り) – パズラボwebShop
あともうひとつ、2人用のブロックスが今はあまり見かけないということ。「ブロックスデュオ」という2人専用バージョンがあったんですが、最近は全然見なくなってしまいました…。ちょっと残念。
ブロックスシリーズ
ブロックスには、シリーズものがいくつも発売されています。その中でも有名なシリーズである
を紹介していきます。
ブロックス【デラックス】
ブロックスデラックスとは、ブロックの大きさが通常よりも大きくなって通常のブロックスと同じルールで遊ぶことができるシリーズです。
デラックス版で遊ぶメリットは、
- 目の悪いおじいちゃん、おばあちゃんでも見やすい
- 小さい子供でもつかみやすい
- 誤飲の可能性が低い
- 大きくて臨場感が楽しめる
などの点が挙げられます。
価格は通常よりも高くなりますが、上記のメリットに魅力を感じる方にとっては、それに見合った価値のあるアイテムとなっています。
ブロックス【トライゴン】
ブロックストライゴンは、通常版のブロックスとは異なり、三角形のブロックを使用して遊びます。
通常版との違いとして、
- 辺と角がくっついてもOK
- 6マスピースが存在する
- 六角形のボード盤を使用し、スタート地点も真ん中から始める
など、通常版とは異なる要素が追加されており、普通のブロックスに飽きた方には新たな遊びが楽しめるかもしれません。
ブロックス【シャッフル】
定番カードゲームのウノとブロックスが、夢のコラボレーションを果たしました。ブロックスの通常の遊び方に加え、ウノのルールが取り入れられたゲームです。
通常のウノにはない、「リサイクル」や「ワープ」といったコラボ品でしか遊べないルールもある!
聞いただけでもワクワクしませんか?ぜひお試しください。
ブロックスのアプリ版
ブロックスは、誰でも気軽に遊べるボードゲームとして人気があります。しかし、購入前に実際に遊んでみて、自分に合っているかどうかを確認したいという方も多いでしょう。
結論からいうと、ブロックスはアプリで無料で遊ぶことができます。購入前にぜひアプリを試してみてください。
Android版
Googleのプレイストアでダウンロードすることができます。なんと無料でダウンロードすることが可能です。ただし、英語で表記されているため扱いづらいという欠点があります。
iphone版
iphone版(App Store)では、ブロックスの提供はおこなっておりませんので注意してください。
まとめ:知育には最適なボードゲーム!
ブロックスの遊び方から攻略法を中心に解説してきました。
ちなみに、ブロックスは通販以外にも近場で買えることが判明。近所で見かけたのが、
- トイザらス
- ヨドバシカメラ
の2店舗で見たことがあります!ドンキにもあるかなと思って探してみましたが無かったですねー。他の店舗でも見つかり次第、追記していきます!
コメント