can’t stop(キャントストップ)ってどんなゲーム?子供も楽しめる?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、can’t stop(キャントストップ)を楽しむための基本ルールや、実際に遊んでみてのメリット・デメリットをご紹介します。ルールがシンプルなので、子供でもすぐに理解できますし、運と戦略のバランスが良いので、大人も子供も一緒に楽しむことができますよ。
家族同士だけでなく、友人らとのコミュニケーションを深めるボードゲームですので、ぜひ一度遊んでみてください。
- キャントストップのルール
- キャントストップのメリット、デメリット
- キャントストップを実際に遊んでみてのレビュー
キャントストップとは
メーカー | 値段 | プレイ時間 | プレイ人数 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
ニューゲームズオーダー | 2,700円~ | 15~30分 | 2~4人 | 7歳以上 |
キャントストップは、2人から4人までのプレイヤーが参加して楽しめるボードゲームです。
サイコロを振り、得られた数字で進む山道の経路を選択するというシンプルなルールですが、奥深い戦略性が隠されています。
作者は、ボードゲームの父ともいわれているSid Sacksonが手掛けており、定価は3,000円ほどと安めなのも魅力です。
キャントストップの準備
キャントストップの準備はとても簡単です。専門用語は使わずに図解を交えて準備手順を作成したので参考にしてみてください。
- STEP.1ゲーム盤を準備する
まず始めに、キャントストップの顔となるべき山道が描かれた「ゲーム盤」を用意します。
- STEP.2サイコロを4つ準備する
続いてサイコロを4つ用意します。
- STEP.3黒のコマを用意する
ボードゲームアリーナ(ボードゲームを遊べるブラウザ)では黒のコマです。
購入版では、白のポーンが入っています。
- STEP.4各色のコマをプレイヤーに配る
最大4色のマーカーを各プレイヤーに配ります。
画像のように使うので参考までに。
キャントストップのルール
キャントストップの準備が整ったら、いよいよゲーム開始です。プレイヤーは順番に、以下の3つのアクションを行います。
- サイコロを4つ振る
- 出た目をもとに黒マーカーを移動
- ふたたび「サイコロを振る」か「手番終了」を選択
1~3の工程を繰り返すだけなので、子供でも簡単に遊ぶことができます。
ただし、サイコロの目がでなかったときは強制終了(バースト)してしまいます。バーストについてはのちほど説明します。
サイコロを4つ振る
順番を適当に決めたら、プレイヤーはサイコロを4コ振ります。
2つずつサイコロを組み合わせる
振ったサイコロを2つずつに分けると、「3パターン」の組み合わせに分けることができます。上記のように、3つの中から好きなパターンを選択しましょう。
今回は、真ん中の「12」と「7」の組み合わせを選択しました。
それぞれのルートを登る
組み合わせが決まったら、プレイヤーは選んだ組み合わせに基づいて進むルートを登ります。
さきほどのを例にすると、「7」と「12」のルートが組み合わさったので、2つのルートに黒のマーカーを置きます。
自分の手番では何回でもサイコロを振れる。最大3つのルートを登ることができる。
あと一個のルートを選択することができるので、最低でも2回振った方がお得ですかね。
途中で中断可能
ミスなく1番上に登頂するのは不可能なので、途中で中断することが可能です。中断するときは、自分の色のマーカーを黒マーカーの置いてある場所に置きます。(今回の場合、黄緑色)
次回以降、サイコロで同じ目が出たらマークした場所からリスタートすることができます。
該当した組み合わせにならなければバースト
自分の選んだルートの、サイコロの目がでなかった場合、強制終了(バースト)となります。それまで進んだ分の記録はリセットされてしまうため、どれだけチキンレースに挑めるかが勝利のカギとなるのです。
中断したマーカーはリセットされないので安心してください。
終了条件
いずれかのプレイヤーが3つのルートを登頂した瞬間にゲームは終了です。 ポイントで勝ち負けを決めるゲームではないので、手軽に楽しむことができます。
キャントストップで遊んでみた筆者のリアルなレビュー
100%運要素のゲームなので、家族や友人とわいわい遊ぶボードゲームとしては最高の一品!
ただ、年長の子と遊んでみましたが、ルールを理解するのは難しかったようです。ルール自体は分かるけど進める場所は「たし算ができないと」まだわからない様子。大人が常に教えてあげる必要があるのが少し面倒に感じました。
キャントストップで遊んだ他の利用者の口コミ
ここでは、筆者以外の意見を聞いていきましょう。「キャントストップ」はSNS上で遊んでいる人がたくさんいて意見もたくさんあります。
その中でも良かった・悪かった口コミに分類してみました。購入の際の参考にしてみてください。
良い口コミ
Bgaめっちゃ楽しかったー
引用元:X(旧ツイッター)
キャントストップ楽しかったって言ってもらえてよかった!— サエグサ (@WQFACh1DgD2KlZ7) January 26, 2024
『キャントストップ』
引用元:X(旧ツイッター)
最近、奥さんが忙しいので短い時間でも軽く出来そうなので購入。
実はやったことなかったのですが、息子とプレイしたら2人でも盛り上がる‼️
凄いシンプルだけど、どこからでも逆転の可能性があるのは燃えます。
息子はあまりセーブしない主義者。 pic.twitter.com/vQamqUciGc— てんびんばかり (@PNYhSo6XINOLlZV) January 17, 2024
ボドゲアリーナまじでおもろかった
引用元:X(旧ツイッター)
やっぱキャントストップ最強やで
皆でカタンやろ— こよみ@ゲーム垢 (@koyogame2123) January 10, 2024
悪い口コミ
野良でキャントストップやったら私が何かする前にガンガン登頂されてほぼストレートで負けた😭そんなあ……— げんの (@TrpgSmn) January 7, 2024
引用元:X(旧ツイッター)
【今日のボドゲラ】別件でいろいろ忙しめだったのでキャントストップをさっくり1ゲーム!
引用元:X(旧ツイッター)
全然登れんのよおおお
3-0 完封負け#今日のボドゲラ#おやすみVtuber pic.twitter.com/6FNGcvqZGo— 卓戯 ゲラ@超ゲラボドゲ系Vtuber (@Takugi_Gera) January 2, 2024
やはり、運により勝ち負けが左右するみたいですね。勝てない時はほんとに勝てない…そんな状況にイライラしてしまうかもしれませんね。
遊んで分かったキャントストップのメリット
ボードゲーム50種以上遊んできた筆者が、「キャントストップ」を実際に遊んで感じたメリットを紹介していきます。
計算が早くなる
キャントストップは4つのサイコロを使うゲームです。 複数のサイコロの目を組み合わせることで様々な数字を作るため、自然と暗算力が鍛えられます。
特に、2つのサイコロの合計を素早く計算する力が重要になります。
サイコロの組み合わせで計算が早くなるのは、今後の学校生活でも役立つ計算スキルの一つです。
持ち運びが楽
キャントストップは、
- ゲーム盤
- マーカー
- サイコロ
というようにシンプルな内容なので、旅行や帰省先にも気軽に持ち運ぶことができます。持ち運んでみんなで楽しめるボードゲームとしてもおすすめです。
ギリギリを攻めるのが楽しい
キャントストップの醍醐味であるギリギリの状況でのプレイが楽しいポイントです。キャントストップは、チキンレースを制したプレイヤーが勝利する、他に類を見ないボードゲームです。
サイコロを回すかどうかを決めるのは、まさにギャンブル! ドキドキハラハラの展開が、プレイヤーの熱い心を掻き立てます。
もう少しで頂上という状況で、ギリギリのところで逆転した!というときの脳汁はたまったもんじゃありませんよ。
遊んで分かったキャントストップのデメリット
実際にキャントストップを遊んでみての少し残念だった点、デメリットについてをいくつか紹介していきます。
手番が長い
キャントストップは、自分のターンでサイコロを振る回数が多くなるため、1人当たりのプレイ時間が長くなりがちです。特に4人プレイの場合は、さらに時間がかかるので注意が必要。
子供と遊ぶ場合は、集中力が切れないように、適度に休憩を挟むことをおすすめします。
運要素のみ
キャントストップは、サイコロの目が勝負を左右する運の要素が強いゲームです。 そのため、運要素のゲームが嫌いな人には向いていないかもしれません。
ですが、家族や友人とワイワイ盛り上がりたい人にはオススメです。
キャントストップはオンラインでも遊べる!
ボードゲームアリーナ(BGA)
ボードゲームアリーナは、700種類以上のボードゲームをオンラインで対戦できるプラットフォームです。もちろんキャントストップもプレイすることができます。
- 世界中のプレイヤーと対戦できるので、さまざまな戦略やプレイスタイルを知れる
- ゲームに慣れてきたら、オンライン大会への参加もできる
- プレミアム会員になれば1つの端末で複数人と遊べる
など、ボードゲームアリーナならではの遊びがいが盛りだくさん!
また、キャントストップ以外のゲームに関しても興味がある!という方には、他の記事で詳細がございます。ぜひ以下を参照してみてください。
まとめ
can’t stop(キャントストップ)のルールや魅力、オンラインでの楽しみ方などの総括をお届けしました。
キャントストップは技術要素などなくてもサイコロだけで盛り上がれるボードゲームですので、みんなでワイワイ楽しみながら山登りを楽しんでみてください。
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