絵画をテーマにしたボードゲーム「canvas」は、透明なカードを重ね合わせて、美しい絵画を作り上げていくゲームです。
ですが、「canvasで遊んでみたいけど、どうやって遊ぶの?」や「canvasってオシャレって聞くけどゲーム性は面白いの?」といった疑問を持ちませんか?
この記事では、Canvasの遊び方や実際にプレイしてみてのレビューなど、ゲームの魅力を伝えていきます。
ボードゲーム以外にも、完成した作品をインテリアとして飾ったりSNSで共有したりと、楽しみ方は様々です。ぜひcanvasの芸術の世界に触れてみてください!
canvas(キャンバス)とは?
日本メーカー | 値段 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
Engames | 5,500円~ | 1~5人 | 30分 | 14歳以上 |
anvas(キャンバス)は、プレイヤーが画家となり、美しい絵画を完成させることを目指す、アートとボードゲームが融合したドラフトゲームです。
まるで本物のキャンバスに絵を描くように、透明なパネルを重ねて、自分だけの作品を作り上げていきます。
canvas(キャンバス)の内容物
- 芸術カード 60枚
- キャンパスマット 1枚
- リボントークン 100個
- パレットトークン 20個
- 得点カード 12枚
- 背景カード 20枚
- スリーブ 32枚
- デッキボックス 1個
canvas(キャンバス)のルール・遊び方
canvas内でプレイヤーは、2つのアクションのうち、1つを選択することができます。
- 芸術カードを受け取る
- 絵を完成させる
それでは、それぞれのアクションについて詳細を説明していきましょう。
芸術カードを受け取る
場に出ている5枚の芸術カードから好きなものを選びます。1番左は無料でゲットできますが、右に行くにつれてパレットトークンを支払う数が増えるので、パレットトークンの使いどころは重要です。
たとえば、上の画像の赤枠のカードを取った場合、
左のカードにトークンを1個置いて、空いた所を他のカードが詰めていくといった形になります。
置いたトークンはどんどん貯まっていくので、トークンが貯まっている絵を取るのも戦略の一つです。
3枚集めたら絵を完成することができる
もう一つ行えるアクションが、手札から3枚のパネルを使って、絵を完成させることです。透明のカードを重ねて絵を作るのですが、
- 重ねた下のマークが被ってしまうと、そのマークは上書きされてしまう
- すべてのマークが表示できるように重ねると、得点が上がりやすくなる
注意点に気を付けて、赤枠のように、すべてのマークが表示される絵を目指しましょう!
各色のリボンの獲得条件
先ほど、すべてのマークが表示されると得点が上がりやすいといいました。実は4種類のカテゴリーがあり、各色のリボンの獲得条件が設けられているのです!
獲得条件は、毎試合ランダムで変化します。ここでは条件の一例を説明します。
虹色マークが1種類だけ入っているという意味です。2個以上あると得点になりません。
4つのマークのうちどれかが入っていて、しかも赤紫か黄水色で挟めているかという意味です。
ちょっと複雑…
シマシママークが3つ以上表示されているかという意味です。
全色が表示されているかという意味です。
すべてのカテゴリーを狙うのは、難易度が高いので、簡単そうなのに集中するといいでしょう。
ちなみに、「黒のリボンと数字」の意味は、その試合で集めたリボンの数によってもらえるボーナス点です。試合の最後に集計されます。
シルバーリボンとは
芸術カードの中には、シルバーリボンが描かれているカードがいくつかあります。
シルバーリボンに描かれているマークと他のマークが一緒であれば、シルバーリボンを獲得できます
たとえば、画像のような場合。
シルバーリボンに描かれているのが「シマシマ」で、他にシマシマのマークが2つありますね。この絵では、2つのシルバーリボンを獲得することができるという意味になります。
ゲーム終了条件
プレイヤー全員が3つの絵を完成させると、ゲームは終了します。
得点計算方法
それぞれのカテゴリーの得点条件表に基づいて、得点計算を行います。
ボードゲームアリーナでは、得点を自動で計算してくれるので、楽にプレイできます。
筆者がcanvas(キャンバス)を実際に遊んでみた感想
canvas(キャンバス)は、美しいコンポーネントとシンプルなルールで、ボードゲーム初心者でも遊びやすい!と感じました。また小学生の子供とも一緒に遊べたのが良かった!
気になったのが、他の人が絵を作っているときの待ち時間が長かったこと。これによりプレイ時間が長くなるのがしんどいかも…
canvas(キャンバス)の良いレビュー・悪いレビュー
「Canvas」は、まだそこまでメジャーなゲームではありませんが、すでに多くのプレイヤーが遊んでレビューを投稿しています。一部を抜粋して載せているので参考にしてみてください。
良いレビュー
Canvas(キャンバス)
引用元:X(旧ツイッター)
3枚の透明なカードを集めて自分だけのアート作品を作るボドゲ🎨🧑🎨
まず見た目と雰囲気がはなまるぴっぴの120点!ゲーム性もしっかり!!
得点重視で他を気にせずプレイしたり、特典よりも雰囲気や絵のタイトルをいい感じにするのに悩んだりキレイで楽しい良ボドゲ✨ pic.twitter.com/gsCnxoWpuK— 荒ぶるはーちゃんの奴隷𓃡𓀀 (@7_Bacchus_8) December 31, 2023
キャンバスというボドゲのデザインがあまりにも美しすぎて美しすぎて……欲しい……の気持ちになる— らん。 (@rannmaru0) September 10, 2023
引用元:X(旧ツイッター)
以前ボドゲ会でうのさんに遊ばせてもらった『キャンバス』がずっと気になっていたのでポチ🖼️
引用元:X(旧ツイッター)
プレイ時間、お手軽さ、もどかしさ共にバランスがいいのでサクッと遊べてよきです😌💕#ボードゲーム pic.twitter.com/geMhBcDzTi— しのよしの✴︎ (@shinoyesno) September 7, 2023
美しすぎて買いたくなっちゃうのは、僕もわかります(笑)
悪いレビュー
①キャンバス
引用元:X(旧ツイッター)
壁にそのまま掛けることができる何ともおしゃれなボードゲーム
透明なカードを使って絵を描くというテーマも綺麗で初心者受けがとてもいい
ただ、綺麗な絵を作ることが得点には繋がらないのがルールとしてはちょっと残念。ベスト投票とかあってもいいのに…— Naoyaya (@naoyaya1106) December 15, 2023
日曜日にプレイしたゲーム
引用元:X(旧ツイッター)
「キャンバス」
話題の絵画を描くゲーム
なかなか点数を取る絵が描けないが、点数にこだわりすぎるとちょっとつまらないと思う
自分なりのこだわった絵が描けて、点数も取れれば良いがなかなか難しい#ボードゲーム pic.twitter.com/3qTNL1rTlb— RPG博物館 (@iida_game) April 4, 2021
絵自体を評価できないルールには納得できない。といった声がちらほらありました。
キレイな絵を作って、周りのプレイヤーと評価し合えるルールなんかもあれば、より面白そうです。
canvas(キャンバス)のシリーズ
評判の高いボードゲーム「canvas」には、拡張版が2種類発売されています。
リフレクション
「canvas:リフレクション」は、ボードゲーム「canvas」の拡張版第1弾です。
従来の芸術カードは1方向にしか使用できませんでしたが、リフレクションでは裏表で使用できるようになりました。これにより、絵作りの幅が広がり、戦略性の高いプレイが楽しめます。
フィニッシングタッチ
「Canvas:フィニッシングタッチ」は、ボードゲーム「Canvas」の拡張版第2弾であり、実質最後のシリーズとなります。
2024年3月28日に発売される最新版では、新たな要素が多数追加され、まるで別ゲームのようなボリュームとなっています。
新たな要素として、
- レインボーリボン
- 新たな額縁
- 新たなアイコン
などが追加されます。これらの追加要素により、「Canvas:フィニッシングタッチ」は非常にボリューム満点な拡張版となっています。
↓↓日本語版は2024年3月28日発売!↓↓
canvas(キャンバス)をpcゲームで遊ぶ方法
canvasは、そこそこ高価なボードゲームなので、購入前に試してみたいという方も多いでしょう。
リアルで触りながら遊ぶのが一番楽しい遊び方ですが、実はパソコン上でプレイすることも可能なんです。
BGA(ボードゲームアリーナ)
ボードゲームアリーナは、700種類以上のボードゲームをオンラインで対戦できるプラットフォームです。もちろんcanvasも、有料ですがプレイすることができます。
- プレミアム会員になれば1つの端末で複数人と遊べる
- 世界中のプレイヤーと対戦できるので、待ち時間がほぼなし
- ゲームに慣れてきたら、オンライン大会への参加もできる
など、ボードゲームアリーナならではの遊びがいが盛りだくさん!
また、canvas以外のプレミアムゲームに関しても興味がある!という方には、他の記事で詳細がございます。ぜひ以下を参照してみてください。
まとめ
canvas(キャンバス)についての遊び方やルール、さらには最近発売された拡張版などの紹介をしてきました。
キャンバスはその見た目の美しさから、ボードゲームだけでなく、インテリアとして家に飾れるぐらい、またはその使用があるぐらい、美しいボードゲームです。
最近出た拡張版とあわせて遊んでみるのもいかがでしょうか。
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