ハムスターをテーマにしたボードゲームがあるのをご存じですか?その名もハムログ!子供から大人まで楽しめる、可愛くて奥深いゲームなんです。
今回は、3人の子供を持つ筆者せごが、ハムログのルールや遊び方・実際にハムログを遊んでみた感想やまわりのレビューなどを紹介していきます。
ハムログを購入するか迷っている方、家での遊びネタを探している方、旅行先で遊べるゲームが欲しい方などなど、ぜひ参考にしてみてください。ハムスター好きのあなた、必見ですよ!
ハムログとは
販売元 | 値段 | プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
---|---|---|---|---|
MARU. Game Design | 3,200円~ | 2~5人 | 20分 | 6歳以上 |
ハムログとは2022年のゲームマーケットから誕生したボードゲームです。可愛いハムスターを使いながら、先に10個のひまわりの種をいち早く先に集めます。
ハムスターごとに絵と効果が違く、それぞれ可愛いのがハムログの魅力!
第3版からは、効果の文章にフリガナがふられたので、小さな子供でも楽しめます。
ハムログの内容物
- ハムスターカード…48枚
- グッズカード…12枚
- カウンターカード…10枚
- 説明書…1部
すべて、カードで構成されているので、箱のサイズも手に納まるくらいのサイズ。
実際のハムスターぐらいのサイズなので愛着わきますよ!
ハムログの準備
- STEP1.カウンターカードを用意する
カウンターカードは、上下2枚のカードを合わせて一組となります。
使用方法上のカードを横にずらしていき、種を一つずつ獲得していきます。
余ったカウンターカードは箱に戻しておきましょう。
- STEP2.ハム山(山札)から3枚ずつプレイヤーに配る
トランプのように混ぜたハム山(山札)を3枚ずつプレイヤーに配ります。
残ったハム山は中央に置いておきます。
以上でハム山の準備は完了です。とても簡単なので子供だけでも用意できちゃいます!
ハムログのルールや遊び方
ここからは、ハムログのルールと遊び方を解説していきます。
自分の手番がきたら、まずはハム山から一枚引きましょう!
引いたら次に、3つの中から1つのアクションを取ることができます。
- ハム場(自分の場)にカードを出して効果を発動する
- 手札をすべて捨てて、新たに3枚のカードをハム山から引く
- パスする
それではひとつずつ詳細を説明していきます。
「ハム場」にカードを出す
使いたいカードを場に出します。出したら、そのカードに書かれている効果を発動してください。
この場合、「ぷりんちゃんの効果が発動」ということになります。
ハム場の使い方
ちなみにハム場に並べられるカードの数は決まっています。
- 2人で遊ぶ場合は、4枚
- 3人で遊ぶ場合は、3枚
- 4、5人で遊ぶ場合は、2枚
以降に出すカードは重ねて置いていきます。
手札を捨てて「ハム山」からカードを引く
おこなえるアクションの1つとして、手札を捨ててハム山からカードを新たに引くという選択肢もあります。
気に入らないカードの効果が重複しているときは、カードを捨てて新たに引き直しましょう。引いたあとは次のプレイヤーに順番が写るため注意してください。
パスする
特に出すカードもないというときは、手番をパスすることができます。なかなか使わない手段だと思います。
「もう1枚カードを使える」でコンボ!
ハムスターのカードの中には「もう1枚カードを使える」というカードがちょくちょく出てきます。
「もう1枚カードを使える」カードを使った後、さらに手札から他のカードを出して効果を使えるということです。
つまりコンボが使えるということ!
「もう1枚カードを使える」カードに関しては制限がありません。なので、続けて「もう1枚カードを使える」カードを使えばさらに使えちゃいます。うーん、可愛いハムスターなのに鬼畜ですね。
- 手順11枚目の効果発動
まず、ホコリちゃんを場に出して効果を発動します。「もう1枚カードを使える」ので、手札からもう1枚カードを出します。
- 手順22枚目の効果を発動
続いて「リスマル」のカードを出して効果を発動しました。
なんと、2枚のカードを使うだけで、ハム山から4枚のカードを引くことができました。
グッズカードの効果
ハムスターカードの他にグッズカードとよばれるカードがあります。
自分の手札や獲得した種を消費してさまざまな効果が使えるカードです。
たとえば、「ひまわりの種を使って相手の種を減らすカード」や、「手札を捨てさせるカード」など、さまざまなグッズカードがあります。
けっこう、鬼畜カードが多いので戦況がひっくり返りそうなときは使ってみましょう。
ゲーム中に「ハム山」が無くなったら?
ゲーム中に山札である「ハム山」が無くなることがあります。
その時は、ハム場で下になっているカードを全て回収してシャッフル!そして、再びハム山として使用してください。
ゲームの終了・勝利条件
いずれかのプレイヤーが10個のひまわりの種を獲得した時点でゲーム終了となります。
コンボやグッズカードを使って、いち早くひまわりの種を獲得しましょう。
ハムログを遊んでみた筆者のリアルなレビュー
ハムスターが好きな人は1枚ずつ眺めて楽しめる可愛いカードゲームです。
小1・3年生と一緒に遊びました。3年生は1つずつ文章を理解しながら自分なりに考えてプレイでき、1年生はいまいち意味が分からなくても好きなハムスターを出して遊べました。しかし、大人が意味を教えていかないと満足に遊べませんね(笑)
また、ウチではグッズカードを抜きにしたほうがすんなり遊べました。
ハムログで遊んだ他の利用者の口コミ
ハムログは最近人気が出てきたボードゲームで、XやAmazonには多くのレビューがあります。
そこで、良い口コミと悪い口コミに分けてみましたので、購入の際の参考にしてください。
良い口コミ
妻とボドゲ
引用元:X
動物好きの妻のお気に入り?になったようです🐹
最近は毎晩「ハムやろうよ」と言ってきます🐹
初心者とか関係なく、勝ったり負けたりできる感じがいいね!#ハムログ#ボードゲーム#マーマン夫婦ボドゲ pic.twitter.com/NytvQou7Qj— マーマンAsobiチャンネル (@marmanAsobich) February 14, 2023
最近買ったボードゲーム「ハムログ」
引用元:X
1枚1枚がとにかくかわいい。作者の並々ならぬハムスター愛を感じる。 pic.twitter.com/jo6atkX25R— こと (@koto_chat) March 31, 2023
今宵は
引用元:X
『ハムログ』
まずはハムスターの可愛さw
個々の能力を上手に行かすため、ハンドマネジメントがめっちゃ大切。
手札が自動的に増えないので、カードの順序が途中でパニクらないのがいいところ!
相手の妨害も受けますが、それがあるから難しい。
手軽にコンボを楽しめる秀作ですね!#ボドゲ pic.twitter.com/x19v4osQ2G— KEITA (@KEITA78678497) February 10, 2024
悪い口コミ
コメントありがとうございます!
引用元:X
ハムログとハムログプラスは現在再生産中で、今年の春には販売できると思います!
進捗も呟いていきますので、チェックしていただけると嬉しいです🐹— MARU. Game Design【GM2024秋も新作出す予定】 (@MARU3459) January 10, 2024
ハムログは現在のところ、再生産中となっております。そのため今の段階では入手しづらいです。
2024年春頃の再販売なので少しずつ増えていくでしょう。
ハムログは可愛い見た目の割にエグい効果のカードがあったり時短ルールってのもあるくらい泥沼化しそうな危険性をはらんでる。ひまわりの種を10個集めたら勝ち、もう一枚カードが使えるのが強い。コンボ狙いたいけど他の人がグッズ使うと捨てないといけなくなったりするのが難しいところ #ボドゲ pic.twitter.com/AtzTpTcn0a— hubgry (@hubgry) March 20, 2023
引用元:X
買って分かった!ハムログのメリット
買って子供たちと遊んでみての筆者なりに感じたメリットについて解説していきます。
とにかく可愛い!
とにかく可愛い!これに尽きます。
のんびりとしたハムスターを見ているだけで癒されますし、家族同士のコミュニケーションにも役立ちます。眺めているだけでもおすすめです(笑)
数字に強くなる
勉強にも役立つと感じたのは、数字に対する教養が身につく点です。
たとえば、
「ハム山から3枚引く」や「種を2個獲得する」など、それぞれの数の表記が異なります。そのため、数字の理解力が身につきやすいなと感じました。
文章の理解力がつく
ハムスターのカードの中には、長い文章が書かれているものもあります。
たとえば、「持っている種が4個以下のときは、種を2個獲得する。持っている種が5個以上のときはハム山から2枚カードを引く」といった内容です。
上記のような文章を、子供たちは一文ずつ読んで理解しようとするので、国語の読解力が身につくというメリットも感じました。
買って分かった!ハムログのデメリット
逆にデメリットに関しても解説していきます。
漢字が難しい
子供には読めない漢字が出てくることもあります。
第3版になってフリガナが付いているカードが出てきましたが、一部にはフリガナが付いていないカードもあります。
たとえば、「獲得」などの漢字は小学生低学年には読めないため、大人の助けが必要になる場面が多くありました。
コンボを決めたら一方的に終わる
ハムログが鬼畜なカードゲームだと感じたことの一つです(笑)
たとえば、ひまわりの種を6個持っているとして「もう一度使えるカード」をコンボさせると、一気に4個の種を獲得することが可能になります。そのため、急にゲームが終わることもしばしば…
「もう1枚カードを使えるカード」は、【一回の手番で一度だけ】などのローカルルールを作ってもいいかもしれませんね。
ハムログのシリーズ
ハムログは単体でも遊ぶことができますが、拡張版で遊ぶことも可能です。
より多くのハムスターカードで楽しむこともできます。
拡張版【ハムログ+】
単品に加えて、さらにハムスターカードが50枚追加された拡張版です。
- 「チームカード」の追加
- 「助ハムカード」の追加
といったユニークなカードが追加されました。
ハムログだけじゃ物足りない!という方はセットでの購入も視野に入れてはどうでしょうか。ちなみに、拡張版だけではハムログは遊べないので注意してください。
まとめ
この記事では、ハムログのルールや遊び方、実際に遊んでみたレビューなどを余すことなく紹介してきました。
僕もハムスターは今でも飼っているので愛着わくボードゲームだと感じました。
普通のトランプなどではなく、たまには趣向の違うユニークなボードゲームに心をいやしてみてください!
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