「カタンって楽しそうだけど、ルールが難しそうで手が出せない…」
そんなご家族に向けて、子どもとボードゲームを遊びまくっている筆者が、【カタンのルールを、子供でもわかりやすい解説で!】をテーマに、遊び方や口コミを紹介していきます。

我が家は小学2年からでも遊べるようになった(した?)ので、悩んでいる方たちのお役に立てると思います!
普段は忙しくて話せないことも多いけど、一緒に遊ぶだけでコミュニケーションを取れるのは最高じゃないですか?
この記事を読んで、次のお休みは、ぜひカタンデビューをしてみてください!
- カタンのルール、遊び方
- カタンを遊んでみた筆者のレビューや口コミ
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カタンの内容物
名前 | 枚数 |
---|---|
![]() ![]() 資源タイル | 森…4枚 丘陵…3枚 畑…4枚 牧草地…4枚 山地…3枚 砂漠…1枚 |
![]() ![]() 海フレーム | 6枚 |
![]() ![]() 数字チップ | 18枚 |
![]() ![]() 盗賊コマ | 1個 |
![]() ![]() 街道や開拓地などのコマ | 各4色、24個ずつ |
![]() ![]() 資源カード | 95枚 |
![]() ![]() 発展カード | 25枚 |
![]() ![]() ボーナスカード | 2枚 |
![]() ![]() ダイス | 2個 |
![]() ![]() コスト表 | 4枚 |
取扱説明書 | 1部 |
さすが名作カタン、内容はちょっとボリュームがあります…
細かくて無くしやすいものも多いので気をつけてくださいね。
カタンの準備
- STEP.1地形タイルと海タイルを組み合わせる
まず最初に、六角形の地形タイルと海のタイルをパズルみたいに組み合わせていきます。
混ぜた地形タイルを1枚ずつ引いて、まずは真ん中の縦一列、次にその両側…という感じで並べていきましょう。
せごルール通りに並べ方まで説明していますが、テキトーに並べちゃっていいと思います(笑)
初期配置例また、初めて遊ぶ方は公式でおすすめされているタイルの配置例があるので、まずはそれを真似してみると安心ですよ。
図も載せておくので、ぜひ参考にしてみてください!
- STEP.2数字チップを置く
タイルを並べたら、次は丸い数字チップを地形タイルの上に1枚ずつ置いていきます。
チップの置き方は、12時の位置に最初のチップを置いて、そこから反時計回りにぐるっと並べていくイメージです。
せごチップの置き方もご自由に!
数字チップも、初期配置の例があるので、初めての人は参考にしながら並べてみてください。
- STEP.3盗賊コマを配置する
何も置いていない砂漠の上には盗賊コマを置いておきましょう。
- STEP.4開拓地などのコマを用意
開拓地・都市・街道のコマを各プレイヤーの色ごとに配ります。
せご並べるのも置き場所を作るのも大変…
おもちゃのお椀など、入れ物があれば便利です!
- STEP.5カード類を配置する
残りのカード類は場に出しておきます。
- 建設コスト表…各プレイヤーに1枚ずつ配る
- 資源カード…種類ごとに分けて表向きで並べる
- 発展カード…1つの山札にして裏向きに置く
- ボーナスカード(最長交易路・最大騎士力)…表向きに置いておく
- STEP.6コマを配置する
配った開拓地と街道のコマを、実際にマップ上の交差点に配置していきます。
- 適当に順番を決めた人から、時計回りで開拓地1個と街道1本をセットで置く。
- 全員が置き終わったら、今度は最後に置いた人から逆回り(反時計回り)で2回目の開拓地と街道を配置。
1回目のコマ配置 2回目のコマ配置 注意点自分や他のプレイヤーの開拓地がすでにある交差点の隣には、新しい開拓地や街道は置けないので注意してください。
この配置の制限が結構わかりづらいですね。
コマの配置も、初期配置の例があるので、初めての人は参考にしながら並べてみてください。
- STEP.7資源を受け取る
2つ目に置いた開拓地と隣り合っている地形タイルに応じて、ゲーム開始時に資源カードをもらえます。
たとえば赤のプレイヤーが2つ目に置いた開拓地が、畑・牧草地・岩山に面していれば、麦・羊・鉱石の3つの資源をもらえるということになりますよ。
ここまでで、カタンの準備はバッチリです!
カタンのルール1:ダイスを振って資源を得るとこまで
それではここから、カタンのプレイの流れを紹介していきますね。一気に全部説明するとちょっと難しく感じるかもしれないので、2ステップに分けて解説していきます!
まずは「ダイスを振って資源を手に入れる」ところから見ていきましょう!
ダイスを振る


毎ターンの最初にやるのは、サイコロを2つ振ること!
出た目の合計によって、どの土地から資源をもらえるかを決めます。
資源をもらおう!
サイコロの合計。今回「8」が出たので同じ「8」の数字チップが置かれている地形タイルに注目してください。自分の開拓地がタイルと隣接していれば、その地形の資源カードを1枚もらえます。


もし隣接しているのが都市なら、なんと2枚もゲット!(都市の作り方は「開拓地を都市にする」で説明しています。)
ダイスで「7」が出たときは…?
カタンでは、数字チップに「7」はありません。なので誰も資源はもらえません。
その代わりに、ちょっとした特別な効果が発動します…!
- 手札が8枚以上ある人は、その半分を捨てる。捨てるカードは自分で選びます。
- ダイスで7を出した人は、盗賊コマを好きな土地に移動させます。
- その土地に隣接する開拓地や都市を持つプレイヤーから、資源カードを1枚ランダムで奪う!


さらに、盗賊がいる土地からは、開拓地などが隣接していても資源を取れないので要注意です…!
カタンのルール2:自分の手番で何回も行えるアクション
ダイスを振って資源をゲットしたら、次は自分の手番でできる自由アクションの時間です。
これから紹介するアクションは、自分の手番なら何回おこなってもOK!資源がある限り、どんどんチャレンジできます。
- 資源カードを交換する
- 街道や開拓地を建設する
- 開拓地を都市にパワーアップ!
- 発展カードを買う・使う
それでは、それぞれのアクションについて順番に見ていきましょう!
資源カードの交換
ゲームを進めていくと、どうしても「この資源が足りない!」という場面が出てきますよね。
そんな時に役立つのが“交換”アクションです。資源カードは、他のプレイヤーと交換したり、銀行や港で交換することができます。
他プレイヤーと交換


いざ交渉タイム!欲しい資源といらない資源を「交換してください!」と他プレイヤーに提案してOKなら交渉成立!
上手に交渉して欲しい資源をゲットしましょう!
銀行と交換
場にある資源の山札が“銀行”です。
自分のいらない資源カード4枚を出せば、好きな資源カード1枚と交換してもらえます。






コスパは悪いけど、他資源が欲しいシチュエーションは結構あるので重宝します。
港を使ってもっとお得に
「4枚出して1枚だけ?」そんな時は“港”の出番!


港に自分の開拓地や都市があれば、もっとお得な交換ができます。図の場合、3枚捨てて好きな資源のカードを1枚獲得できます。


特定の資源2枚と好きなカード1枚交換できる専門港も!序盤から港を狙うのが勝利のカギかも?
街道を建設する


木とレンガの資源を使って“街道”を作ることができます。
自分の開拓地・都市・街道に繋がる場所にしか置けないので慎重に置く場所を選びましょう!
相手の建物をまたぐようには置けないルールになっているので注意してください。


最長交易路


自分の街道が5本以上つながると“最長交易路”のボーナスカードがもらえます!なんとこれだけで2点ゲット!
ただし、間に相手の建物があると繋がったとみなされません。自分の開拓地や都市ならOKです。
また、図のように街道がルートから外れている場合もNG。


開拓地を建設する
資源を払って“開拓地”を建てられます。これで資源がもらえる場所が増えるし、1点の得点もゲット!
自分の街道につながるように置きましょう。
ただし、他の人や自分の【開拓地や都市】と隣り合うようには建てられないので、置き場所は慎重に。


開拓地を都市にする


該当する資源を使えば、開拓地を“都市”にパワーアップ!
得点は2点に増え、資源も2枚もらえるようになります。かなりお得なアクションなので、タイミングを見て進化させましょう。
発展カードを買う・使う


小麦・羊・石のセットで“発展カード”を購入できます。
中には強力な効果を持つカードも多く、ゲーム展開を左右することも!
カードを買ったら裏にしておき、次のターンから使えます。
発展カードの種類
発展カードは自分の手番中なら、好きなタイミングで使えます。種類ごとの効果はこちら!
カード名 | 効果 |
---|---|
![]() ![]() 騎士カード(14枚) | 盗賊を好きな場所に移動させ、その場所に隣接するプレイヤーから資源を1枚奪えます。3枚出すと“最大騎士力”で2点のボーナスも! |
![]() ![]() 街道建設(2枚) | 街道を2本すぐに建設できます。連続でも別の場所でもOK! |
![]() ![]() 発見(2枚) | 山札から好きな資源カードを2枚ゲット! |
![]() ![]() 独占(2枚) | 欲しい資源を宣言して、他プレイヤー全員からその資源を全部もらえます! |
![]() ![]() ポイントカード | 1点分の得点カード。10点達成時に公開して勝利宣言! |
得点方法
カタンではいろんな方法でポイントをゲットできます。ここで一度整理しておきましょう!
- 都市1つ = 2点
- ポイントカード = 1点
- 最大騎士力(騎士カード3枚以上) = 2点
- 最長交易路(街道5本以上) = 2点
- 開拓地1つ = 1点
意外と得点源は限られているので、どれを狙うかが重要になりますよ!
ゲーム終了・勝利条件


合計ポイントが10点に達したら、その手番で「勝利宣言」しましょう!最初に10点を達成したプレイヤーが勝者となります!
筆者がカタンで遊んでみた!リアルなレビュー


ルールが多くて不安でしたが、小学2年生の子どもたちと遊んでみたら、意外とすんなり覚えてくれてビックリ!
資源集めや交換、交渉もバッチリで、つい断れない場面も(笑)。多少のハンデはあっても、一緒にカタンで遊べたのが本当に嬉しくて…感動の親バカレビューでした!


プレイ時間が長めなので、小さい子と遊ぶときは「5点で勝ち!」の短縮ルールがおすすめ。飽きずに最後まで楽しめますよ。
それにしても、親はつい遠慮しちゃいますよね。盗賊や交渉も手加減しがち(笑)。大人同士でやると、もっと遠慮なしに楽しめそうです!
カタンの口コミ


カタンはとても人気のあるボードゲームなので、たくさんの口コミが寄せられていました!
そこで今回は、購入の参考になるように「良い口コミ」と「ビミョーな口コミ」に分けてみたので、ぜひチェックしてみてください!
良い口コミ
最近ボードゲームの「カタン」を始めてやったんだけど、見事にハマってしまった。。。
引用元:X(旧ツイッター)
作業しなきゃいけないのに、カタンの戦略ばかり考えちゃう。もうすぐ子どもも生まれるしそれどころじゃないんだけど。
まずは自分の欲望に””勝たん””とね🥹— 時短Family@自分時間の作り方 (@jitan_family) April 11, 2025
サイコロを使いたくて家中探しても見つからず、ふとカタンがあることに気づく。
引用元:X(旧ツイッター)
子どもが大きくなって全然やらなくなったけどまた久々にやりたいなと。
運や駆け引き、戦略が丁度よい感じの面白いボードゲームだと思ってる#カタン— ノビ.えもん「フルーリー」 (@slimoon2) April 11, 2025
最近ボードゲームもやってますが
引用元:X(旧ツイッター)
カタンがとても楽しい。 pic.twitter.com/D6412ADkqP— 群馬のうごく肉 (@gunma029) May 14, 2025
初めてのカタンを近所の小学生とやった!Switch世代の子でも、かなりハマるみたい。物理アイテムを動かすのか楽しいみたい。あっという間に時間が溶けて行くのが注意点か… pic.twitter.com/p9bbY1n4eH— yichi skurai (@U1Skurai) May 6, 2025
引用元:X(旧ツイッター)
ビミョーな口コミ
カタン、序盤で差を付けられることしかなくて面白さがよくわからない
引用元:X(旧ツイッター)
どうして俺に気持ちよく勝たせない?この世界は— ななしあ (@nanashia_774A) May 19, 2025
子どもと大人でカタンをプレイする時は、相当手加減しないと鴨にしてしまう😅— 温泉ねこ♨@変形性膝関節症Ⅱ (@onsenneko0131) May 18, 2025
引用元:X(旧ツイッター)
また、初心者同士の場合にはそう言った感覚は無いでしょうがプレイ時間が相当長くなる事がほとんどです
引用元:X(旧ツイッター)
とても「簡単に」というレベルでは無いですね
そして致命的なのがダイス運によって何もできずに見ているだけになる事があるという事
出目が悪ければサイコロを振るだけのゲームになります
続く— あっちん (@acchinn0816) February 10, 2025


序盤の展開やダイス運によって差がつきやすく、初心者には厳しい面もあるという印象。
また、プレイ時間の長さや、大人と子どもの実力差も課題として挙げられています。
まとめ
ここまで、カタンのルールをできるだけわかりやすい方法で紹介してきました。やっぱりカタンって、昔からあるボードゲームだけど、面白さが別格ですよね!
うちでは、子どもが毎日のように「カタンやろう!」って言ってくるくらいハマっています。正直、大人の自分も「今日も遊べたいな!」ってワクワクしてるくらい(笑)
今後の記事も「カタン」についてをご紹介していくので、お楽しみに!
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